豊岡市日高町の神鍋高原では、特産の高原キャベツの収穫が始まり、栽培農家の人たちが出荷に追われています。
神鍋高原キャベツは、高地の涼しい気候と火山灰の土壌が栽培に適しているとされ、シャキシャキとした歯ざわりと甘さが特徴です。
豊岡市日高町の神鍋高原園芸組合には、15軒の農家が所属し、今シーズンは、およそ3.4ヘクタールの農地で、170トンの収穫を見込んでいます。
5月の雨不足などから生育は遅れたものの出来は良好だということで、収穫は今月6日に始まり、来月中旬頃まで、主に阪神間に出荷されます。
6月19日には、道の駅「神鍋高原」でキャベツまつりが開かれ、高原キャベツが格安で販売されるほか、キャベツ運び大会などが3年ぶりに復活します。