神戸・三宮で建設予定の「高層ツインタワー1期ビル」に有馬温泉の伝統工芸「有馬籠」をモチーフにした外装が施されることが分かりました。
神戸・三宮では、都心再整備の中核施設として高層ツインタワーの建設が進められていて、このうち1期ビルは、地上32階、高さおよそ163メートルで総事業費はおよそ870億円を見込んでいます。
この1期ビルの低層階の外装に有馬温泉の伝統工芸「有馬籠」をモチーフにしたデザインが施されることが分かりました。
竹ひごを編み込んで作る「有馬籠」の竹籠に似せていて和の雰囲気をかもし、国内外の観光客を呼び込む狙いです。また、10階には屋上庭園が設置され、六甲山の山並みが一望できます。
1期ビルにはこのほか、西日本最大規模のバスターミナルや図書館なども入る予定で、2027年度中の開業を目指しています。