国際テロリストの侵入を水際で阻止しようと神戸港で、9日大規模なテロ対策訓練が行われました。
兵庫県神戸・ポートアイランドに停泊中の巡視船「せっつ」で行われた訓練には、神戸海上保安部などの関係機関から合わせておよそ50人が参加しました。
訓練は、テロリストが海外からのクルーズ船に紛れ込んでいるという想定で行われ、はじめに通報を受けて駆け付けた海上保安官らが拳銃を持つテロリスト2人を制圧しました。
訓練では、このあと消防隊員が「トリアージ」を行うなどし、テロが起きた際の様々な手順を確認していました。 神戸海上保安部などは今後も、危機感を持ってテロ対策訓練を重ねていきたいとしています。