2018年に亡くなった兵庫県淡路市出身の画家、大石可久也さんの軌跡をたどる特別展が、淡路市内で開かれています。
淡路市にある「アート山大石可久也美術館」。眼下には、青く広々とした海が広がっています。
自然と芸術が混ざりあうこのアート空間を作ったのが、淡路市出身の画家・大石可久也さんです。
大石さんは旧津名郡釜口村出身で、学校教員を務めるも、41歳で退職して画家生活を始め、1994年には兵庫県文化賞を受賞しています。
特別展は、2022年3月にオープンした神戸市の「こども本の森」に大石さんの作品「海」が飾られたことを記念して企画されました。
特別展では、初公開となる1950年代から1960年代の作品や、大石さんが生涯にわたって愛した海にまつわる作品などおよそ60点が紹介されています。
この特別展は、6月26日まで開かれています。