加西市の兵庫県立フラワーセンターで、世界最大級の大きさに成長した食虫植物ウツボカズラが展示されています。
ウツボカズラは、アジアの熱帯を中心に生息していて、葉の先端につぼ状の袋があり、ふたの部分から香りや蜜を出して虫を誘い込み、中に落ちると溶かして養分を吸収します。
県立フラワーセンターの温室で栽培しているウツボカズラの一種「ネペンテス・トランカータ」は、虫を捕らえるための袋が高さ53センチにまで成長しました。
現在のギネス世界記録は43センチで、10センチ上回る世界最大級の大きさとなったことからセンターでは新記録として申請しました。
県立フラワーセンターの世界最大級のウツボカズラの見頃は、6月下旬までということです。