スーパーコンピューター「富岳」について、理化学研究所は、性能に関する2つの部門で、5期連続の世界一になったと発表しました。
理化学研究所などによりますと、スーパーコンピューター「富岳」は、産業に利用される処理性能で、1秒間に1・6京回の計算を記録し、5期連続の世界1位を獲得。 2位となったアメリカにおよそ5・5倍の差をつけました。
また、ビッグデータの処理性能でも、5期連続の世界1位を獲得しました。
富岳は、スーパーコンピューター「京」の後継として2021年3月に本格稼働し、新型コロナウイルスの飛沫の広がりの予測や治療薬の開発などに活用されています。