兵庫県加東市で2021年度以降の固定資産税などの処理について、事務作業のミスが合わせて800件以上あったことが明らかになりました。
事務作業のミスが明らかになったのは市が管理する固定資産税や後期高齢者医療保険料などあわせて842件です。
固定資産税ではデータの入力などにミスがあり、税金を多く徴収したり、徴収に不足があったということです。
また、後期高齢者医療保険料については、保険料の過剰分を還付する担当職員が業務未経験のために作業が滞った上、周囲に相談したものの他の職員のフォローも及ばず、未処理の件数が776件に上るということです。
岩根正市長「担当者の問題というよりも私は構造的な問題と思っているので、きっちりと環境をもう一度整えるということで、人員配置を含めて考えていきたいと思っている」
加東市は、未処理の作業を速やかに行うとともに、チェック体制を見直し再発防止に努めるとしています。