うその決算報告書を提出し、銀行から融資金およそ1億2000万円をだまし取った疑いで、みなと銀行に勤めていた男ら3人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、神戸市北区に住む元みなと銀行法人業務部で、経営コンサルタントの男(31)や、大阪市都島区の会社員の男(44)ら3人です。
警察によりますと3人は、2021年2月から9月までに、会社員の男を社長とする実体のない清掃会社のうその決算報告書を、みなと銀行伊丹支店に提出するなどして、4回にわたり融資金およそ1億2000万円をだまし取った疑いが持たれています。
3人は、運転資金の名目で融資を受けたものの、2022年2月以降返済をしていなかったということで、不審に思った銀行が刑事告訴していました。
警察は3人の認否を明らかにしていません。