ロシアによるウクライナ侵攻を受け、神戸・元町の「元町映画館」では、映画の上映を通じたウクライナの支援に乗り出しました。
18日午前9時半。平日にもかかわらず、「元町映画館」の前に50人近くが列を作りました。
神戸・元町の「元町映画館」では、平和への祈りを込めてウクライナで撮影された映画「ひまわり」を上映していて、売り上げの一部をウクライナへの支援に充てるほか、館内に募金箱を設置しています。
18日も66ある客席はすぐに埋まり、連日満席となっています。
映画「ひまわり」は、第二次世界大戦で引き裂かれた夫婦の悲しい愛を描いた名作です。映画に登場する広大なひまわり畑のあるヘルソン州は、ウクライナの首都キーウから南へおよそ500キロにあり、ロシアによる侵攻で最初に制圧された場所とされています。
「元町映画館」での映画「ひまわり」の上映は20日までで、6月1日からはウクライナの東部ドンパス地方を舞台とした映画の上映も予定しています。