兵庫県の加古川中流域の景勝地、闘竜灘で5月1日、早くもアユ漁が解禁されました。
加古川中流の闘竜灘は、アユの名所として有名ですが、現在は天然のアユが減ってしまったため、加古川漁業協同組合が稚魚を放流していて、解禁日の1日はおよそ2万匹が放たれました。
雨の影響で川が濁るなど条件が悪かったものの、この日を待ちわびた釣り人たちが訪れさっそく岩の上に立ち、さおを巧みに操っていました。
闘竜灘のアユ漁の解禁日は5月1日で、江戸時代、姫路藩主に初物のアユを献上していた名残で全国で最も早いとされていましたが、ことしは、埼玉県秩父市の荒川で4月29日に解禁されたことから日本一とはなりませんでした。
闘竜灘のアユ漁は12月末まで楽しめるということです。