尼崎市の市立小学校が学校印間違え卒業証書渡す 4年間で計533人の卒業生に

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • 尼崎市教育委員会が提供した卒業証書イメージ

尼崎市教育委員会は、市立小学校1校で別の小学校の学校印を印刷した卒業証書を4年間で計553人の卒業生に手渡していたと発表しました。

尼崎市教育委員会によりますと、今月18日に市立小学校で卒業式が行われ、6年生133人に卒業証書が手渡されました。
式の4日後、卒業生の一人が卒業証書に別の小学校の学校印が印刷されていることに気付き、保護者を通じて学校に連絡し、ミスが発覚したということです。 卒業証書には学校印が3カ所印刷されていて、このうちの2カ所が間違っていました。
学校が過去の卒業生についても調べたところ、平成30年度から令和3年度までの4年間で計553人に授与した卒業証書の学校印が間違っていたということです。

学校が「公務支援ソフト」を使ってパソコンで卒業証書を作った際、サンプルデータが別の小学校の学校印で何らかの要因で保存されていたことや公印が篆書体で2つの校名が似ていたことなどが原因と考えられるということです。

学校側は謝罪するとともに553人の卒業生の全家庭を訪れ、正しい学校印の卒業証書を届けるということです。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。