自身が所属する水泳協会への助成金を留保しようと嘘の報告署を作成したなどとして、神戸市教育委員会は29日、市立高校の男性教員を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
停職3カ月の懲戒処分を受けたのは神戸市立の高校に勤務する61歳の男性教員です。
神戸市教育委員会によりますと、男性は自身が所属する神戸市水泳協会への助成金を留保しようと去年開催された大会をめぐり、嘘の決算報告書と領収書を助成金交付元のワールドマスターズゲームズ兵庫県実行委員会に提出したということです。
男性はすでに助成金の差額およそ76万円を全額返還していて、市の教育委員会は「不祥事の根絶に向け全力を挙げて取り組んでいく」などとコメントしています。