洲本市で特定外来生物の水草駆除作業

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特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」は、南アメリカ原産の多年草で、主に水辺に生え、繁殖力が強く、放っておくと農作物に深刻な影響を及ぼします。

洲本市のため池で2年前に繁殖が確認され、住民らが去年春から遮光シートで覆って枯れさせるなど対策を講じてきましたが、住民だけの力では限界があり、駆除におよそ10年かかると見込まれていました。
そして、2月11日から3日間にわたり、あらかじめ水を抜いた池の周り全てをシートで覆うという大規模な作戦が実施されました。
県の補助金を活用したうえで、地元の洲本高校のボランティアも加わり、農作業が盛んに行われない期間にできるだけ駆除してしまおうと協力して取り組みました。

ナガエツルノゲイトウは一度で完全に枯れさせることは難しく、何度もシートの張り替えを繰り返しながら、2、3年を目標に駆除していくということです。

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