落語家の桂あやめさんが、2月1日に誕生日を迎えられました。そして、その誕生日にある「ナントカ」なイベントに初挑戦されました。その時の様子をご覧ください。
(桂あやめさん)
今日はお酒に落語を聴いていただいて、機嫌良うできあがっていただく為の会でございます。
神戸市東灘区にある『福寿』で知られる蔵元・神戸酒心館。桂あやめさんの誕生日・2月1日に行われたのは、客が「日本酒」!?の落語会。
(桂あやめさん)
お酒にわたしの落語を聴かせるという、非常におこがましい感じがするんですけど、神戸出身ということと、私がたまたま今年40周年ということもありまして、気に入っていただけたらいいんですけど。いいかんじに熟成できますように。
芸歴40周年を迎える記念すべき年に、特別に日本酒の醸造所で誕生日落語会が開かれました。
(桂あやめさん)
こんなとこに高座が!こんなとこはじめて。こちらに聴かせるわけですね。
いつもの喜楽館とは違い、ひんやりした空間に驚きの様子のあやめさんでしたが、ついに落語会がはじまりました。
(桂あやめさん)
というわけで315番のこちらの樽のみなさま、お元気で育ってらっしゃいますか。みなさんがフツフツと笑うように、発酵して良いお酒ができますように、ちょっとでもその協力ができたら嬉しいなと思っております。
今回のお話は800年前、平清盛の周りにいた気の強い女性たちが現代に生まれ変わり、飲み会を開催するという創作落語『女子会平家物語』。
(桂あやめさん)
とっても声がよく響いて気持ちの良いとこですね。聴いていただいてどうやったか分かりませんが、自分としてはすごく良い気持ちでやらしていただいたので、おいしいお酒になってくれると思います。
落語を聞いたお客さんの様子は?
(桂あやめさん)
今ちょっと笑ってると思います。フツフツってなっているのでお笑いになってらっしゃると思う。