神戸市教委が心のケア動画制作 6人に1人が「助けを求めづらい」

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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて神戸市教育委員会が行った児童・生徒の心のケアに関するアンケートで、「困ったことがあったとき人に助けを求めづらい」と答えた児童がおよそ6人に1人いることがわかりました。

神戸市教育委員会が去年9月に実施した心のケアに関するアンケートは市立の小中学校それぞれ8校の小学6年生と中学3年生あわせておよそ1500人を対象に行われました。

その結果「なかなか、ねむれないことがある」との設問に「ある」と答えた児童が半数を超えました。

また「困ったことがあったとき、人に助けを求める」の問いに対し、「あてはまらない」「あまりあてはまらない」と答えた小学生の合計は、児童の6人に1人にあたる16.4%だったということです。

この状況を踏まえ神戸市教育委員会は、子どもたちの心のケアを行おうと「自分の気持ちを伝えよう」をテーマに動画を制作し、ホームページで公開しています。

神戸市教育委員会では、新たに「友人からの相談への対処法」や「ネガティブな気持ちになったときの対処法」といったテーマの動画を制作し、各学校に配信する予定です。

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