旧優生保護法の下、障害を理由に強いられた不妊手術などを巡る裁判で、控訴審を控える神戸の原告らがオンラインで開かれた全国集会に参加し、支援を呼び掛けました。
オンラインで開かれた集会には裁判に参加する全国の原告らが参加しました。
兵庫県内では、子どもを生み育てる権利を奪われたとして、旧優生保護法下で不妊手術や中絶手術を受けさせられた聴覚障害者の夫婦ら5人が神戸地裁に訴えを起こしていて、2021年8月の判決は旧優生保護法が違憲だと認めたものの、損害賠償請求を退けました。
これまで、神戸を含め6地裁で敗訴が続いていて、控訴審を控える明石市在住の原告は苦しみを知ってほしいと改めて裁判の意義を語りました。
2月22日には大阪高裁で、3月11日には、東京高裁で控訴審の判決が言い渡される予定です。