桃の節句に向け丁寧に手作り 上郡町で「かぐやびな」の製作進む

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連日寒い日が続きますが、少し早いひな祭りの話題です。
兵庫県上郡町では、竹筒に収まった夫婦のひな人形の製作が進んでいます。

上郡町にある「まつい工芸社」では毎年、桃の節句の時期に合わせ、竹の中で2体が寄り添う「かぐやびな」を製作しています。

かぐや姫の物語から着想を得て30年ほど前から販売を始め、今では日本全国から注文が寄せられています。

高さ20センチ、直径12センチほどの竹の中に、京都の友禅和紙で作られた着物姿の夫婦びなが収まる愛らしい姿は、インテリアとしても人気だということです。

1つ1つが手作業で丁寧に作られ、ことしはおよそ1000個を製作する予定です。

注文はまつい工芸社のホームページや電話で受け付けていて、2月中の注文で3月3日のひな祭りまでに届くということです。

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