震災で弟2人を失った男性が講演 西宮の高校で防災授業

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阪神淡路大震災から丸27年を迎えるのを前に兵庫県西宮市の高校で1月11日、震災で弟2人を失った男性が講演を行いました。

この講演会は生徒の防災意識向上のために西宮市の仁川学院高校が毎年この時期に実施しているもので、今年は、阪神淡路大震災で弟2人を失った柴田大輔さんを講師に招きました。

柴田さんは7歳の時、神戸市長田区の自宅で被災。
家族全員が全壊した自宅の下敷きになり、当時3歳と1歳の弟が亡くなりました。
柴田さんは、参加した高校生らに自分だけではなく、家族の命を守るためにも日頃からの備えの大切さを訴えました。

阪神淡路大震災から27年。 1月17日には、兵庫県内各地で犠牲者を追悼する祈りが捧げられます。

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