南あわじ市の慶野松原海水浴場の砂浜に段差ができているのが見つかり、兵庫県などが注意を呼び掛けています。
南あわじ市にある慶野松原海水浴場は、およそ2・5キロの白い砂浜と数万本の松の木で知られ、国の名勝にも指定されています。
兵庫県によりますと、この海水浴場で1月に入りおよそ300メートルにわたって高さ1メートルほどの段差ができていることが分かったということです。
詳しい原因は分かっていないということですが、年末年始に北西の風が強く吹いていたことなどが影響したとみられています。
近くには海水浴客が使う施設があり、県は1月7日の午前中にロープを張り、砂浜に立ち入らないよう注意を呼び掛けているほか、午後から段差をならすための緊急の工事を行いました。