解体撤去に向けた工事が進む淡路市の「世界平和大観音像」で本体の解体作業が着々と進んでいます。
淡路市の高台にそびえたつ高さおよそ100メートルの「世界平和大観音像」。首元まで工事用の足場が組まれ、像全体がすっぽりと覆われています。
観音像は、1982年に観光スポットとして建てられましたが老朽化が進み、壁の一部が落下するなどして危険なため去年3月に国の所有となり、6月から解体工事が始まりました。
作業は現在、像の内側から白いモルタルの外壁が少しずつ削り取られていて、足場の隙間から内部の鉄骨が見える状態となっています。
像本体の解体はことし6月ごろに終わる見込みで、来年2月には全ての工事が完了する予定です。