神戸市は12月27日、王子動物園で飼育しているジャイアントパンダ「タンタン」の中国への返還期限を2022年末まで1年間延長することで中国側と合意したと発表しました。

神戸市立王子動物園で飼育されているメスのジャイアントパンダ「タンタン」は、飼育と繁殖の共同研究を目的に2000年に中国から来日しました。

返還期限は2020年7月まででしたが、新型コロナウイルスの影響を受け、2021年末までに延長されています。

神戸市はオミクロン株の影響で海外渡航のめどが立たない上、タンタンに心臓疾患が見つかったことから中国と協議し、返還期限を2022年末まで1年間延長することで合意したということです。