公務員ピアニストがチャリティーCDを制作 コロナ禍での被災地支援

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東日本大震災から10年の2021年、コロナ禍でも被災地支援を絶やさないようにと、チャリティーCDが販売されています。

兵庫県神戸・三宮の「タワーレコード神戸店」で取り上げられているのは、ピアニストで西宮市職員の谷口博章さん(51)が制作した、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町を支援するチャリティーCDです。

谷口さんは震災直後に南三陸町に派遣され、町長の秘書などを担当。
派遣後は個人としてもチャリティーコンサートなどで支援を続けてきましたが、新型コロナの影響で開催が困難に。
しかし、支援活動を止めるのではなく、状況を見ながらベストな支援活動を続けたいとの思いから、チャリティーCD「南三陸に捧げる音」を制作しました。
10年前、被災地の避難所でも弾いた、リスト「コンソレーション第2番」など9曲が収録されたCDは、専門誌の「レコード芸術」で準特選と評価されています。

CDは1枚1500円で、タワーレコード店頭やインターネットで購入が可能。 収益は全て南三陸町に寄付されるということです。

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