暴力団組長に発砲 殺人未遂事件として捜査本部5日午前、神戸市兵庫区の路上で暴力団の組長が拳銃のようなもので撃たれ、軽傷を負いました。警察は殺人未遂事件として捜査本部を設置しました。
5日午前10時半ごろ、神戸市兵庫区三石通(みついしどおり)の路上で特定抗争指定暴力団神戸山口組傘下組織の組長(67)が家を出て車に乗り込もうとしたところ、男に拳銃のようなもので撃たれました。
組長は左太ももの内側に軽いけがをし、男はその場から逃走したということです。
警察は、殺人未遂事件として逃げた男の行方を追うとともに、抗争事件の可能性もあるとみて80人体制で捜査本部を設置しました。
この組長は2019年4月、神戸市中央区の路上で対立する特定抗争指定暴力団山口組系組員から背中などを包丁で刺され重傷を負っています。