神戸山口組系組員の男が殺意否認 男性殺害し死体を山中に遺棄した罪

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2019年、姫路市の男性を切りつけて殺害したなどとして、殺人などの罪に問われている神戸山口組系組員の男の裁判が始まり、男は起訴内容を一部否認しました。

特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員の男(42)は、2019年11月、複数の少年と共謀し、高砂市の路上や車内で男性(当時47)をなたで切りつけたり、バットで殴ったりして殺害し、遺体を京都府の山中に遺棄したなどとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われています。

神戸地裁姫路支部で開かれた裁判員裁判の初公判で男は、「殺すつもりはなかった」と起訴内容を一部否認しました。

冒頭陳述で検察側は「殺意を持って暴行した」として、殺人罪が成立すると主張。一方弁護側は、傷害致死罪にとどまるとして、争う姿勢を見せました。

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