政府は新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」を兵庫県を含む3府県に適用する方針を固めました。
政府が適用するまん延防止等重点措置の対象は兵庫県の神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市のほか、仙台市と大阪市の6つの自治体が検討されています。
こうした中、兵庫県は1日、対策本部会議を開き 国に対し適用を要請することを決めるとともに、具体的な対象エリアや期間についてまとめることにしています。
兵庫県は感染者数が急増していることから、神戸市などの飲食店に要請している午後9時までの時短営業を、1日から姫路市や三田市などを加えた18の市と町に拡大しています。
政府は「まん延防止等重点措置」の期間としては、4月5日から5月5日までとする方針を表明していて、1日午後6時半から総理官邸で対策本部会議を開き、兵庫、大阪、宮城の3府県への適用を正式に決定する見通しです。