阪神電鉄の「赤胴車」 武庫川団地に設置

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20年6月に引退した阪神電鉄の車両「赤胴車」が4日、西宮市の武庫川団地の敷地内に設置されました。
「赤胴車」の愛称で親しまれた阪神電鉄の武庫川線車両7890形は1974年に製造されました。20年6月、老朽化により惜しまれつつ引退、尼崎車庫に保管されていましたが、同年3月阪神電鉄と武庫川団地を管理する都市再生機構が包括連携協定を結んだことから、沿線の活性化を目的に譲渡されました。

「赤胴車」は4日未明に尼崎車庫からトレーラーで運ばれ、午後3時半ごろ、鉄道ファンが見守る中、クレーン車で吊り上げられ武庫川団地の広場に設置されました。
今後、周辺の工事が進められ、夏ごろに地域のコミュニティー拠点として活用される予定です。

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