【映画特集】「心の傷を癒すということ」

映画特集です。
阪神淡路大震災が発生した26年前。被災地で心の傷に苦しむ人たちに寄り添い続けた医師がいます。
その半生を描いたドラマ「心の傷を癒すということ」が映画となって公開されます。

神戸の若き精神科医・安和隆(あん・かずたか)。
映画館で出会った終子(しゅうこ)と恋に落ちて結婚し、新しい命を授かったのもつかの間。大地震が街を襲い 、避難所で被災者の声に耳を傾けます。

実際に阪神淡路大震災で心のケアに奔走した安克昌(あん・かつまさ)さんの著書をもとにNHKが制作したド ラマを再編集して映画化されました。

公開を前に神戸では完成披露試写会を開催。作品を手掛けた制作スタッフが市内で行われた撮影の様子などを振 り返りました。プロデューサーを務めたNHKエンタープライズ近畿総支社の京田光広(きょうた・みつひろ)さんは東日本大
震災の後、安さんの本に出会い、ドラマ化を企画したそうです。

安克昌さんは2000年に39歳の若さで亡くなりました。
主演の柄本佑(えもと・たすく)さんはスタッフが取材した膨大な資料を読み込み、安さんがモデルの精神科医 を演じました。
安克昌さんが人生を捧げた「心の傷を癒やす」ということ、それを京田さんは相手を「信じる」ことだと話します。

コロナ禍の今、改めて心のケアを問い直す映画。「心の傷を癒すということ」。

今回、神戸市や兵庫県と共同で相談ダイヤルを掲載したポスターも制作されました。来月から神戸を中心に、県 内各地に張り出されるということです。

29日から順次公開され、関西では2月12日からOSシネマズミント神戸などで上映されます。
以上、映画特集でした。

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