兵庫県の井戸敏三知事は11日の県議会本会議で次の知事選に立候補せず、来年7月末の任期満了で退任すると表明しました。
井戸知事は11日午前11時から開かれた県議会本会議で「新しいリーダーのもとで新しい時代をつくるべき」として来年7月末の任期満了で退任すると表明しました。
井戸知事は任期途中で辞職した貝原俊民さんの後任として2001年7月の知事選で初当選を果たし、阪神淡路大震災からの復興や行財政改革などに取り組んできました。前回の2017年の知事選では県政史上最多の5選を果たし最長の在任記録を更新していました。
また、東京一極集中の是正などを目指す関西広域連合では連合長を5期務めてきましたが、任期満了に伴い12月3日に退任していました。 次の知事選には金澤和夫副知事の出馬が有力視されています。