神戸山口組幹部射殺事件 神戸地裁が裁判員裁判の対象外に

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2019年11月、尼崎市で神戸山口組の幹部が射殺され山口組の元組員が殺人罪などで起訴された事件で、神戸地裁が裁判員裁判の対象から外す決定をしたことが分かりました。

この事件は2019年11月、尼崎市の路上で神戸山口組幹部が射殺されたもので、山口組の元組員が殺人などの罪で起訴されています。

神戸地検は2020年2月「関係者が裁判員に危害を加える可能性がある」として2つの組の4つの抗争事件について裁判員裁判の対象から外すよう一括で請求していました。

神戸地裁によりますと「裁判員法の要件に該当する」として9月30日付で尼崎の事件を裁判員裁判から外す決定を出したということです。

一方、2019年4月に神戸市の路上で神戸山口組系の組長が襲撃され山口組系の組員らが殺人未遂などの罪で起訴された事件は神戸地裁が9月23日付で裁判員裁判の対象にする決定を出していて、神戸地検が決定を不服として即時抗告しています。

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