2019年11月、特定抗争指定暴力団神戸山口組の幹部が射殺された事件を巡り、別の幹部を殺害しようと銃などを準備したとして再逮捕された男が京都市内の組事務所を複数回下見していたことがわかりました。
山口組系の元組員の男(52)は2019年11月、神戸山口組の幹部を殺害しようと京都市南区の事務所に自動小銃などを持って向かった殺人予備の疑いで4日、送検されました。
男は2019年11月、尼崎市の路上で神戸山口組の幹部(当時59)を自動小銃で殺害したとして殺人などの罪で起訴されていて、調べに対し「別の神戸山口組の幹部を殺すために京都に向かった」と供述しているということです。
また、警察によりますと男は事件の数日前に京都市内の事務所の周辺を複数回下見したということです。
警察は自動小銃などの入手ルートを調べるほか、男が襲撃するため周到に準備していたとみて捜査しています。