六代目山口組と神戸山口組 特定抗争指定暴力団に指定

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兵庫県など全国6府県の公安委員会は、対立が激化する六代目山口組と神戸山口組をさらに厳しく取り締まるため、特定抗争指定暴力団に指定し、官報に公示しました。

暴力団対策法に基づく特定抗争指定暴力団に指定されたのは、神戸市灘区に本拠地を置く六代目山口組と、神戸市中央区に本拠地を置く神戸山口組です。

2つの組を巡っては、尼崎市の路上で神戸山口組幹部の男性が山口組系の元組員の男に銃撃され死亡するなど、2019年県内で抗争とみられる事件が4件発生し、3人が死亡しました。

特定抗争指定暴力団への指定により、兵庫県では、神戸市、姫路市、尼崎市、それに淡路市が警戒区域に定められ、区域内でおおむね5人以上の組員が集まることや、事務所の使用が禁止され、違反した場合、警察が逮捕できます。

指定は3カ月ごとの更新が必要ですが、対立抗争が終結するまで解除されないということで、警察は2つの組のさらなる弱体化を目指します。

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