中日10-2阪神 (13日 阪神甲子園球場)
中日は京田と堂上の満塁弾2本などで大量得点。阪神は元気なく4連敗となった。
木浪がプロ初打点
前日、プロ初安打を記録したルーキー木浪が、3回にタイムリーを放ち、嬉しいプロ初打点。13日の「サンテレビボックス席」で解説を務めた真弓明信氏(太平洋・クラウンー阪神—阪神監督)は、「何とか食いついて行った。まっすぐを待っていて変化球が来ても、自分は対応できたことを憶えておいてほしい」と今後に期待した。
岩貞が満塁ホーマー被弾
1-2で迎えた4回、京田が満塁ホームラン。「岩貞が打たれたのは逆ダマ。インコースに甘い球が行った」。真弓氏は、初回にビシエドにタイムリーを打たれたことが岩貞被弾の伏線と分析した。「いいコースに決まったと思えた球をガツンと打たれると、次はもっといい球を、もっと速い球を投げようと投手は思う。そう思った瞬間に力が入りリズムを崩してしまう」。
元気ない4番サード大山
1打席目にヒットが出たが、3打席目はインコースの球を見逃し三振。更に8回にはライナーをはじいて走者を出し、岩崎の満塁被弾につながった。真弓氏は「打てないと、守備も集中してないのではと言われてしまう。打てない時ほどエラーをなくしてほしい」と注文をつけた。
阪神は14日も14時から甲子園で中日と戦う。予告先発は阪神が西、中日は吉見。
(浮田信明)