「あれ?よく聴いたらこれって…」。
めちゃくちゃCoolな曲に忍ばせた、防災メッセージ。そのメッセージは、10代の高校生たちに届くのか?
”防災×音楽”という全く新しい音楽シーンを切り拓く異色の音楽ユニット BloomWorks の挑戦に、1年間密着!
日本のアカペラ界をリードしてきたヴォイスパーカッションの先駆者、KAZZさん。2017年、音楽から全く別世界へ-。大学院で防災の研究をスタートした。同じく神戸で活躍するシンガーソングライター・石田裕之さんは、7年にわたり毎月宮城県石巻市を訪問するなど被災地で音楽での支援を続けてきた。
2人はそれぞれ震災経験や防災の大切さを伝えてきたが、若い世代はどこか他人事。ストレートに防災を語ったり歌ってたりしても手ごたえのなさを感じていた時に出会い、ユニットを結成した。打ち出したのは、あえてかっこいい音楽にメッセージを忍ばせる全く新しいアプローチ。誰もしたことがない挑戦だ。その挑戦の中、高校生たちを前にライブをすることに-。果たして10代にメッセージは届くのか?
番組では、研究の世界に飛び込み、“防災×音楽”という、これまでにない研究にKAZZさんが苦闘する日々、また7年間悩みながら通い続けてきた被災地・石巻で、一つの区切りを迎えた石田さんと仮設住宅の人々の、涙と笑顔の1日にも密着した。
KAZZ(左)/石田裕之(右)
2017年に結成された日本のヴォイスパーカッション第一人者KAZZと、アコースティックシンガーソングライター・石田裕之のユニット。「防災大学院生」と「防災士」という異色のアーティスト同士。
2019年4月6日、防災減災をテーマにした音楽フェスを神戸で開催することを目標にしている。
撮影 村田文雄/ナレーター 渡部裕之
編集 別所順平/MA 細川隆太/PD 網根万里絵
番組には以下のご協力を頂きました。
写真提供:『神戸元気食堂』 撮影:大木本美通 /提供:神戸大学附属図書館 震災文庫
写真提供:阪神・淡路大震災「1.17の記録」/提供:神戸市
株式会社山善の「防災バッグ30」企画者、山善 家庭機器事業部・小浜成章氏に、企画のきっかけと商品への思いをインタビュー!