阪神淡路大震災22年 特別番組

2017年1月29日(日)午後8時~8時55分 放送

都市部を襲った阪神淡路大震災から22年。阪神淡路大震災の出来事を後世に伝えるとともに、来るべき次の大災害に備えることが必要ではないか。
私たちは阪神淡路大震災を未曽有の大災害と呼んだ。しかし、古文書では慶長伏見地震によって兵庫でも大きな被害があったことが記されている。すなわち、「神戸に地震が来ない」と言われていたのは後世に伝えられなかっただけであり、日本では常に巨大地震が繰り返されている。このわずか22年の間だけでも、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震(2度)と3度も国内で震度7を観測する大地震があった。

―30年以内に70%。今起きてもおかしくない南海トラフ巨大地震は―
昨春、大分など遠隔地でも余震が相次いだ熊本地震では、約400年前の慶長大地震に注目が集まった。当時、愛媛で地震が発生後、1週間で大分、京都と連動して大地震が。9年後には、南海トラフを震源とする慶長地震が発生した。さらに歴史を振り返ると、70年前には鳥取で地震が発生した後に、東南海地震が、そして南海地震が続けて起きている。
南海トラフ巨大地震は迫っているのか?いつ起きてもおかしくない危険性と私たちが身近にできる備えを伝え、防災を啓発する。

出演

ナビゲーター:藤岡勇貴/ゲスト:梅田康弘(京大名誉教授)

簡易耐震診断のご相談(兵庫県内一覧)

※住まい全般に関する問い合わせは