「仮設から復興住宅へ」神戸市中央区/女性

 

 
あの日から3年が来ようとしています。
あの日、揺れがおさまって近くの小学校へ一時避難。
嬉しかったのは、人々の優しさ、温かさ、
1杯のシチュー、1杯の粕汁、1個のパン、自衛隊のお風呂…。
親戚のお世話にもなりました。
住む家がないことがこんなにも大変なことだと知りました。
仮設で1年10カ月、再募集で県営住宅に補欠ながら入居できました。
東灘に住んでいた頃には行かなかった
「神戸まつり」も、「ルミナリエ」も、みんな行きました。
 
まだ住居の決まらない方には申し訳ないと思いますが、
いま本当にいろんな事に感謝しています。
震災のとき色々お世話になった名も知らない多くの方々、ありがとうございました。
亡くなられた多くの方々のご冥福を祈りながら…。