議事1 番組視聴・合評
「はじめの1票 Z世代×参院選 兵庫選挙区開票速報」
7月10日(日)<第1部 19:55~22:00>
<第2部 23:00~23:30>
審議番組概要
<7月10日(日)に行われた参議院議員選挙の当日に放送された選挙特番>
今年の4月、民放の改正で成人年齢が18歳に引き下げられた。今回の参院選は引き下げ後、初の国政選挙となる。若い世代はいま何を考え、若者の声を政治に届けるにはどうすればいいのか。番組ではZ世代と呼ばれる大学生らの目線で「選挙」をとらえるとともに、当選を決めた候補者や国会議員らと中継を結び、政治や国を在り方などについて考える。
委員の主な意見(要旨)
- 「他局の選挙特番に比べて落ち着いて聞きやすい内容だった。」
- 「『Z世代』というテーマはいいと思うが、いかにも優等生的な学生だったのが、予定調和な内容になってしまったのでは。」
- 「憲法改正に賛成・反対というグラフが出ていたが、詳しく踏み込んでいないし、若者の意見も聞きたかった。」
- 「様々な状況に対応しなければならない生中継の大変さが伝わった。」
- 「『Z世代』という若者のイメージと、出演していた学生のイメージがかけ離れていた。」
- 「若者たちにももっと突っ込んだ質問をして、彼らに足りないもの、逆に我々より進んでいる部分を浮き彫りにしてほしかった。」
- 「当選者への生中継インタビューで、想定内の返答しか聞けなかったので、もっと具体的な発言を引き出してほしかった。」
- 「課題はあったと思うが、『Z世代』といわれる若者の意見を取り入れようという趣旨、取り組みは素晴らしい。」
- 「若い世代の投票率アップにつながる取り組みとしてはいいチャレンジだと思うが、選挙当日の生中継でやるには限界があったのでは。」
- 「『Z世代』というなら、学生だけでなく、労働者を含めた広い層を扱うべきでは。」
- 「学生が当選者、国会議員に質問したというのは貴重で、テレビを通じてしかできない経験だったと思う。」