議事1 サンテレビジョン新社屋 見学・合評
新社屋概要
2020年12月に竣工したサンテレビジョンの新社屋は、5月末に制作部門が、6月中旬にその他の部門が引っ越しを完了させ、完全移転となった。ちょうど40年ぶりとなる社屋移転は、コロナ禍による様々な影響を乗り越えながらのプロジェクトとなった。
阪神淡路大震災の経験を生かした「災害に強いテレビ局」、JR神戸駅前という立地での「地域へのプレゼンスの向上」の2つが大きなテーマで、一新した設備も生かして兵庫県のローカル独立局としてのよりよい番組作り、放送に取り組んでいく。
委員の主な意見(要旨)
- 「大災害を経験したテレビ局だからこその工夫を感じた。」
- 「普段『こうしたい』と思っていたことを、実現していったという感じがする。」
- 「出演者としては、メイク室がきれいになったのは嬉しいし、ニューススタジオにプロンプターがついて常に前を向いてしゃべれるのは素晴らしい。」
- 「街の中心へこれだけ近づいたのだから、市民との距離感はもっと近くなることを期待している。」
- 「街に繰り出して、市民を巻き込んだ撮影や取り組みをしていけば、地域とのつながりも強まると思うので、ぜひ実践してほしい。」
- 「東京のキー局では、ビル自体が局のイメージになっている。サンテレビもこれをきっかけに、新しいイメージへ脱却していってほしい。」
- 「現在開店中のサンテレビグッズショップも好評と聞いているので、それだけ市民に喜んでもらえているのだと思う。」
- 「外から見える部分で撮影や放送をすることで、神戸の人の流れを作るという役割を担えるのでは。」
- 「新しい環境でリフレッシュして、心理的にもいい影響があると思うので頑張ってほしい。」
- 「色んなものがコンパクトにまとめられていて、これがこれからのスタイルなのだと思う。」
- 「建物はコンパクトでも、機動力を生かして、クオリティやボリュームのあるものを作っていけると思う。」
- 「このあたりの目玉になるように、注目を集めていってほしい。」