番組審議会

第457回 放送番組審議会

開催日  2017年5月9日(火)
出席委員 7人

議事1 委員長、副委員長選出

◇年度初めの開催(4月は休会)につき実施。委員の互選により、末本誠・大国正美両氏を委員長・副委員長にそれぞれ選出。


議事2 番組視聴・合評 地域経済情報番組「モノ知りSUNデー」
(2017年4月9日(日)、16日(日) 12:00~12:30放送分)

審議概要
神戸学院大学の中野雅至教授と榎木麻衣アナウンサーが司会を務め、毎回、兵庫県内の企業を取材し、伝統の技や革新的な技術など、ものづくりをテーマに紹介する番組。4月9日の放送では、レコード針を生産し世界に輸出する新温泉町の企業を取材、16日分は、姫路市にあるマッチ製造会社を紹介した。

委員の主な意見(要旨)
  • 「兵庫県にこんな企業があるのかと見直した。コンパクトにできあがっていて、見どころもはっきりしている」
  • 「製作工程を丁寧に描いていて、面白かった」
  • 「なかなか日が当たらない地場産業を紹介するのは意義がある」
  • 「日曜の昼の番組で経済を取り上げ、ものづくりを紹介することはぜひ、続けてほしい。神戸、兵庫の人にとっても自分たちが住んでいる町が分かる良い取り組みだ」
  • 「兵庫県のものづくりがテーマで意義深い。回数を重ねることで、貴重な資料映像になる」
  • 「日曜日にテレビの前にいる高齢の世代にとって良い番組で、もの知りになれた」
  • 「工場見学がブームになっていて人気を博している状況だから、ものづくりに注目するのはいい狙いだ」
  • 「マッチの需要が減っていることを伝えていたが、今後の産業の展開についてもふれれば、視聴者も課題を共有でき、見方も変わったのではないか」
  • 「製作工程の紹介が長くて、見ていてしんどかった」
  • 「若い世代はテレビを見ない人が増えているので、飽きさせずに30分間見てもらうための仕掛けが必要」
  • 「地場産業の伝統、歴史を紹介する部分があれば、視聴者が兵庫を誇りに思うことにつながる」
  • 「紹介した企業がどれだけすごいのかという紹介がほしい」
  • 「地域と産業のつながりも深く掘り下げてほしい」
  • 「勘と知恵など職人技も取り上げてほしい」


議事3 報告

放送法に基づき、「放送番組の種別ごとの放送時間(2016年10月~2017年3月)」を、当審議会に報告した。