番組審議会

第403回 放送番組審議会

開催日  2011年7月12日(火)
出席委員 7人

議事1 「夏の丹波 のほほんぶらり旅」(7月10日 〈日〉午後1時~1時55分放送)

審議概要
タレントの三船美佳と、お笑い芸人の稲垣早希が、兵庫県丹波市を”ぶらり旅”するもの。
三船美佳は、歴史と自然が調和した城下町「柏原地域」を大人旅。織田信長の子孫が治めた織田家ゆかりの城下町に残る「太鼓櫓」「木の根橋」「柏原藩陣屋跡」などの歴史遺産、「鹿肉料理」や「バームクーヘン」などの地元グルメ店などをぶらり散歩。
一方、稲垣早希は、丹波の大自然を満喫する旅。丹波竜の里「山南地域」では、丹波竜マスコットキャラクター「ちーたん」と一緒に「化石発掘体験」を楽しむはずが……謎の2人組が早希ちゃんの1人旅を盛り上げる? ために登場。
「青垣地域」では、「パラグライダー体験」のはずが、ここでもハプニングが……。

「舞鶴若狭自動車道」で京阪神からぐっと近くなった丹波市の夏の魅力を、”夏美女”2人が届ける。

委員の主な意見(要旨)
  • 「こうした番組は、同じ兵庫県に住む私たちも知らないような町の表情を、どうやってタレントが掘り起こすかが勝負。その役割は果たせていて、楽しませてもらった」
  • 「丹波の町の色々を紹介しようとしているスタッフ自身の意図を感じて、楽しく見られた」
  • 「丹波市がどういうところかよく分かったので、良かったのではないか」
  • 「この番組が、兵庫県内の他の町もこのように楽しく紹介できるきっかけになれば」
  • 「サンテレビのHPでもフォローしていて、動画サイトともリンクして良かったと思う」
  • 「三船美佳さんは天性の明るさがあり、万人受けするタイプ。取材も上手かったが、一方の稲垣早希さんとのトーンにギャップがありすぎた。美佳さんをもっと見たかった」
  • 「稲垣さんは新しいタイプのお笑いタレント。いい意味での質感と、ほどよいはじけぶりがうまくマッチして好感を持った。地域の局として、地元のタレントを使うのは面白いと思う」
  • 「稲垣さんのトーンまでは良かったが、他のお笑い芸人2人はいただけない。この部分は、深夜番組を見ているようだった」
  • 「リポーター女性2人の声のトーンが高く、落ち着いて丹波路を眺めるという風ではなかった」
  • 「盛りだくさんの紹介で面白かったが、少し掘り下げが浅いところもある。次回に期待したい」

議事2 「改正放送法」で新たに設けられた「放送番組の種別の公表制度」の「番組種別の基準」について諮問した。