女医明妃伝~雪の日の誓い~
毎週 月-金曜日 15:05~ 放送
医師を志し強く生き抜いた女性がいた
政争により医学を禁じられた家系に生まれた允賢(いんけん)は祖母の下で密かに医術を学んでいた。
ある日、大怪我を負った皇帝の異母弟・祁鈺(きぎょく)を助ける。彼は命の恩人である允賢に想いを寄せていく。
同じ頃、允賢は鄭斉(ていせい)と出会う。
皇帝・祁鎮(きちん)の仮の姿であるとも知らず、彼の傲慢さを不愉快に思う允賢だったが、彼の助けを借り人命を救ったことで、医学への想いを強くする。
【日本語字幕版(音声は中国語のみ)】
人物相関図
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あらすじ 【全49話】
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2020年1月28日(火)最終話「二度目の誓い」
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景泰7年の大晦日、祁鈺と允賢、祁鈺の母、祁鎮一家は初めて家族団らんの時を過ごしていた。だが允賢を罵倒する母に怒った祁鈺が血を吐いてしまい、宴はお開きになる。深夜、允賢が雪を眺めていると、そこへ允賢とお腹の子を心配した祁鎮が現れる。2人は雪の中、新年の幕開けを祝う花火が上がるのを見て、出会った当初、共に大晦日を過ごしたことに思いをはせる。そして祁鎮は、何があっても祁鈺と允賢の穏やかな暮らしを守ると誓う。
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2020年1月27日(月)第48話「祁鎮の手柄」
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おじけづく祁鈺に代わり、ハーンとなったエセンとの交渉に出向いた祁鎮は、30年間オイラトに侵攻しないという条件でエセンを臣服させることに成功する。祁鎮の手柄を素直に喜ぶ祁鈺。今回の件で兄の誠の偉大さに気づいた祁鈺は、心を入れ替えて全てを兄に返還し、これまでの過ちを償いたいと言う。そしてそんな祁鈺に允賢も穏やかな表情を見せる。全てが良い方向へ動きだしたかのように見えたやさき、祁鈺が吐血して倒れてしまう。
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2020年1月24日(金)第47話「疫病」
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疫病が蔓延した都で、自身への感染も恐れずに病人の治療に当たる太医や医女たち。民の心のよりどころにもなっている祁鎮と、疫病の正体と治療方法を知っていた允賢が陣頭指揮を執ったおかげで、疫病はほどなく終息する。ところが今度は允賢の具合が悪くなってしまう。心配して允賢の額に手を当てる祁鎮。避難先から戻ってきた祁鈺は、その姿に嫉妬し再び祁鎮を幽閉するように命じる。脈診の結果、允賢は疫病ではないことが判明する。
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2020年1月23日(木)第46話「美麟の憎しみ」
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朝議で貴妃が御薬房の拡張をもくろんでいるとの問題提起がなされた。祁鈺は允賢を問い詰め、医女の解散と御薬房の閉鎖を命ずる。それに反発した允賢は、もし御薬房を潰せば自分には一生会えなくなると言って祁鈺を脅す。祁鈺が愛するゆえに允賢の脅しに屈したと知った美麟は、允賢こそが災いの元だと世間に知らしめ、祁鈺自ら允賢に死を与えざるを得ない状況にしようとする。そしてその頃、都ではまた疫病が、はやり始めていた。
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2020年1月22日(水)第45話「開きゆく心の距離」
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激怒した祁鈺は祁鎮一家を南宮に幽閉し、使用人の数をさらに減らした上で食事も粗末な物しか与えないようにする。祁鈺のことが許せない允賢はその後、気を紛らわせるように御薬房の仕事に打ち込むようになる。そんなある日、侍女から、実は祁鈺が何回も允賢の元を訪ねてきていたことを聞かされる。太上皇のためにも陛下と仲直りをするように諭された允賢は、自分の気持ちを押し殺したまま従順な妻として祁鈺に仕えることを決意する。
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2020年1月21日(火)第44話「貴妃の心労」
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允賢の噂を耳にしては心を乱す祁鈺。美麟は常に善良で懐の深い皇后を演じる一方、裏では允賢を排除するため、ひそかに允賢の貞節にまつわる悪い噂を流していた。美麟の後押しもあって祁鈺は正式に允賢を貴妃に封じるが、過度の心労により、允賢は繰り返し熱を出してしまう。允賢を見舞った祁鈺は、自身が允賢の貞節を疑ったことを詫び、元気になったら祖母に会いに実家へ行ってもいいと言って励ます。その頃、皇宮では別の噂が立っていた。
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2020年1月20日(月)第43話「御薬房の立て直し」
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允賢が後宮に入ったことで祁鈺の自分への気持ちが冷めるのではないかと焦る美麟。そんな美麟に孫皇太后は、允賢を受け入れるよう諭し、寵を失いたくなければ早く子を授かるよう努力すべきだと言い渡す。一方、後宮入りした日に祁鈺と言い争ってしまった允賢は、翌日退廃した御薬房を目にする。昨日のことを謝りに来た祁鈺に、允賢は御薬房を再開したいと頼み込み、祁鈺もそれを承諾する。早速、再開に向けた人集めが始まるが…。
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2020年1月17日(金)第42話「後宮入り」
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祁鎮の息子で皇太子の見深がさらわれた。祁鎮が帰還したことにより、祁鈺の帝位が脅かされると思った祁鈺の母と汪国公が、皇太子を人質にして祁鎮の復位を諦めさせようとしたのだった。その頃、杭允賢がまだ生きていて祁鎮と共に帰還したと知った皇太后の美麟は、驚きを隠せずにいた。祁鎮に、祁鈺と一緒になるよう言われる允賢。思わず涙するが、その涙を祁鎮が指で拭うのを見た祁鈺は嫉妬し、允賢を後宮に入れる決断を下す。
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2020年1月16日(木)第41話「師匠との再会」
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薬を買いに行った先で劉平安と偶然の再会を果たした允賢と祁鎮。2人が劉平安の家で休んでいると、女が薬を買いにやってくる。允賢は薬を渡しに家の門まで出ていくが、それは罠だった。女が呼んできた兵に包囲され、敵の刃が允賢と祁鎮の目の前に迫った時、劉平安と静慈師太が現れて2人は事なきを得る。翌日には都に帰還するよう勧める静慈師太だが、駆けつけた于東陽と石亨は、祁鈺が帝位に執着しているとして祁鎮に注意を促す。
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2020年1月15日(水)第40話「吹雪の中で」
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迎えに来た部下の周強と石塚で再会した祁鎮。ところが周強は、刺客が道中のあちこちに潜んでいるとの言葉を残し、すぐに息絶えてしまう。吹雪の中、馬も食糧も失った允賢と祁鎮は木の穴に隠れて雪がやむのを待つが、祁鎮は允賢を助けるために1人で外へ出ていく。夢で祁鈺の姿を見た允賢。その姿を追うように身を乗り出した允賢は、意識を失い雪の上に倒れ込む。そこに運よく朝鮮の隊商が通りかかり、允賢はすぐに助けられるが…。
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2020年1月14日(火)第39話「允賢の婚礼」 13日は放送お休みです
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巫女の小細工を見抜いて自らを危機から救った允賢は、晴れて妖女の汚名を返上することに成功する。祁鎮は八つ裂きにされかけた時にできた傷の治療に専念するも、允賢が自身を助けるためにエセン・タイシとの結婚に合意したという現実に生きる力を失っていた。そしてついに捕虜となっていた民兵が明に送り返される日が来る。允賢の機嫌を取るためにエセンが放った言葉に乗じて、允賢が頼み込んだのだ。そんな允賢に、魔の手が伸びる。
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2020年1月10日(金)第38話「民兵の脱走」
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雪が降る中、狼の群れに遭遇した民兵らは、たいまつを手に勇敢に戦い狼を撃退する。翌朝、祁鎮や允賢をはじめとする捕虜が逃げ出したことに気づいたエセンは、すぐに追っ手を放つ。エセンの動きを先読みした祁鎮は兵を逃がすため、毎日80里進むよう指示し、自らは雪の積もる山中に残ることを決意する。そして祁鎮と生死を共にすると約束した允賢もまた、その場に残ることにする。一方、北京では美麟が妊娠3か月での流産に涙を流していた。
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2020年1月9日(木)第37話「求婚」
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エセンから高価な防寒着を贈られ、妻になってほしいと求婚される允賢。この草原で最も高貴な女子として、やりたいことを自由にやっていいと言われるが、明の民を殺戮したエセンに嫁ぐことはできないと断り、エセンの頬をたたいてしまう。エセンを怒らせた允賢は明の捕虜たちがいる砂金の採集場へ送られ労働を強いられる。食べ物もろくに与えられず厳しい寒さに耐える日々だが、捕虜たちは明に帰還させると言う祁鎮を中心に団結を強めていた。
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2020年1月8日(水)第36話「恋情」
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允賢に関する事の顛末を聞かされ怒り心頭に発した皇帝・祁鈺。祁鈺に廃されそうになっていた皇后・美麟は、すんでのところで皇太后の助け船により事なきを得る。一方、祁鈺は真の皇帝は自分ではなく皇太后であると、自らの無力さを痛感する。その頃、再びオイラトへ戻された允賢は、エセン・タイシから熱い想いを告げられていた。そんなエセンに、允賢はモンゴルの医術を学びたいと頼み込む。そしてトブハも、祁鎮に自らの想いを告げる。
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2020年1月7日(火)第35話「天の鉄槌」
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都にまで到達したオイラト軍は、太上皇となった祁鎮を盾に西直門で明軍とにらみ合う。自身の生死にかかわらず城門を守れと言う祁鎮の言葉に力を得た明軍は死力を尽くして戦う。そしてエセンが祁鎮の首めがけて刀を振り上げた時、雷がエセンの体に落ちる。バヤンは兄を助けてほしいと跪いて允賢に哀願するが、允賢はエセンが祁鎮を殺そうとしたという理由でそれを断る。そんな允賢にバヤンは、どんな患者も平等に診るのではないかと問う。
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2019年12月27日(金)第34話「死の淵をさまよう祁鎮」
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自分の女になれという言葉と共にエセンに襲われかけた允賢に、祁鎮は何があっても命だけは絶つなと説得する。するとエセンが現れ、祁鎮がすでに皇帝の座を失っていることを告げてしまう。受け入れがたい現実に大量の血を吐き、ついには昏睡状態に陥る祁鎮。焦る允賢に、トブハは牛を使ったモンゴルの治療法を試させ、それが功をなして祁鎮は再び息を吹き返す。ところが程なくしてエセンは帝位奪還を掲げて祁鎮を連れ北京へ出陣する。
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2019年12月26日(木)第33話「エセンの想い」
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北京侵攻の認印をもらいに行ったエセンは、結果を案じて出征を認めようとしないハーンを押さえつけ、自ら印を押してしまう。高貴な血筋だからという理由で権力を握るハーンに、エセンの怒りが爆発したのだった。その足で允賢の元を訪ねたエセンは、自身の体も診てほしいと願い出る。ハーンと口論したことまで、みごとに言い当てる允賢に一度は腹を立てるエセンだが、允賢の有能さと堂々とした態度に、次第に好感を抱くようになっていく。
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2019年12月25日(水)第32話「オイラトの侵攻」
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エセンの妹・トブハを救った杭允賢は、褒美として祁鎮との面会を許される。互いの無事を確かめた2人は、いずれ共に死ぬにせよ、今は頑張って生きながらえようと誓い合う。その頃、北京ではオイラトが北京への侵攻の準備をしているとの知らせに騒然となっていた。皇后となった美麟は恐れをなし、北京から逃げ出すため皇太后に療養を理由に南京へ行こうと持ちかけるが、皇后としての自覚を持ち、深く反省するよう皇太后に一蹴される。
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2019年12月24日(火)第31話「草原に現れた程十三」
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ハーンや他の貴族たちが集う宴席で、医者として紹介された程十三。エセン・タイシにハーンの体調を診るように言われた程十三は、自分の見立てを正直に言うが、その結果ハーンの怒りを買ってしまい、ハーンを侮辱したエセンの弟・バヤンと共にその場を追い出されてしまう。怒りの収まらないバヤンは、近くに居合わせた朱祁鎮に襲いかかるが、祁鎮の気骨に触れて2人は親しくなる。そんなある日、エセンの妹・トブハが犬に噛まれてしまう。
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2019年12月23日(月)第30話「捕虜になった皇帝」
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皇帝がオイラトに捕らえられたとの一報に皇宮は騒然となる。国庫から皇帝の身代金50万両を出せぬのなら自分が出すと言う皇后。嫁入り道具の宝飾品や髪に挿していた簪さえも差し出して、祁鈺に涙ながらに祁鎮を助けだすよう頼み込む。明が50万両を渡すと、今度は100万両を要求してきたオイラト。自身の郕州の領地を渡してでも祁鎮を助けようとする祁鈺に、皇太后は郕王の帝位継承を提案するが、祁鈺はこれを却下する。
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2019年12月20日(金)第29話「苦境に立たされた明軍」
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敵に侮辱された祁鎮は怒りのあまり、無謀な行軍で敵を追いかけて罠にはまり、多くの兵を失ってしまう。そんな祁鎮に允賢は、ムキにならず冷静さを取り戻すよう諭すが、祁鎮は聞く耳を持たない。その後も度重なるオイラトの奇襲により、明軍はほぼ全ての兵糧を失い大量の死者を出すなど苦戦を強いられる。さらには王振が道中、調達してきた薬も中身は砂で、まがい物だということが発覚。王振は、身に覚えのないことだと言うが…。
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2019年12月19日(木)第28話「出陣の日」
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親征を決めた皇帝・祁鎮は、兵権を奪取したという言葉と共に皇后を伴って出征の挨拶をしに允賢のもとを訪れる。笑って送り出す允賢だが、翌日の出陣式にその姿はなかった。胸騒ぎがした皇后が様子を見に行かせると、ちょうど允賢が毒蛇の入った籠のふたを開けたところだった。聞けば、美麟に家族や皇后の安全と引き換えに自決を迫られたと言う。允賢からすべてを聞いた皇后は、允賢や皆の命を守り、汪一族をも騙せる策を思いつく。
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2019年12月18日(水)第27話「身投げ」
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水面に愛する祁鈺の姿が浮かび、その姿を追いかけた允賢は川に落ちてしまう。通りかかった祁鎮にすぐに助けられたため事なきを得たが、允賢が身投げをしたという噂は祁鈺のもとにも伝えられる。祁鈺は自身の正室となった汪美麟に、允賢を側室として迎えたいと告げ、動揺を抑えるために初夜にもかかわらず書斎で寝ると言って出て行ってしまう。その後も優しい夫を演じるだけの祁鈺に美麟は我慢ならず、ついに允賢を訪ねる。
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2019年12月17日(火)第26話「投獄」
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皇太后の邪魔が入り、結婚が再び白紙に戻った允賢と祁鈺。そんな折、明軍がオイラト軍との戦いに苦戦しているとの知らせが届く。権力の拡大を目論む東廠の長官・王振は、皇帝自らが出征するよう祁鎮に進言するが、皇太后はこれに反対。北の地に詳しい允賢の父・杭綱将軍が、譚家を蘇らせてくれた陛下に報いるために、自ら志願して出征することとなる。ところが程なくして、杭将軍が敵に寝返ったとの噂が流れ、允賢と祖母は捕まってしまう。
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2019年12月16日(月)第25話「オイラトの朝見」
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オイラトからエセン・タイシが使節団を率いて朝見にやってくる。しかし皇帝・朱祁鎮はエセンの不遜な態度に激怒してしまう。互いに言い争い、エセンらが皇帝の前から立ち去ろうとしたその時、病に伏しているはずの皇太后がやってきて、その場をまるく納める。亀の甲より年の功だと言って皇太后を褒めたたえる臣下らと、我がもの顔で自由に、街で暴れ回るオイラト。祁鎮は、励ましに来た允賢の言葉に癒やされ、再び立ち上がる。
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2019年12月13日(金)第24話「自分の正体」
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自分の書いた薬膳書の草稿が盗用され、すでに出版されていることに気づいた允賢は程十三に抗議する。ところが、その時に口にした言葉がきっかけとなり、自身が譚復の孫であることがばれてしまう。譚復のせいで我が子を流産したと思っている皇太后は、深い恨みをその孫娘の允賢に向ける。允賢は皇太后と程十三が劉妃を使って仕掛けた罠にはまり、懐妊初期の劉妃を流産させた罪に問われてしまう。祁鎮が、允賢の味方となって反論するが…。
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2019年12月12日(木)第23話「家族との再会」
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祁鈺と共に郕州へ行けと言う祁鎮と、そのつもりだったと答える允賢。祁鎮は、いつか自身が明君になったら再び会おうと允賢に約束する。翌日、仕事の引き継ぎなど、皇宮を出る準備を進める允賢のもとに家族が都に戻ったという知らせが入る。久しぶりの再会と允賢の出世を、父と祖母は心から喜ぶが、娘が郕王と結婚するために都を離れて郕州へ行くと知った父は、朝廷が不穏な時期だからこそ都に残り陛下に恩返しするよう勧める。
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2019年12月11日(水)第22話「あらぬ誤解」
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宦官や宮女を診療するために御薬房を拡張してほしいと允賢に頼まれた祁鎮は早速朝議にかけるが、大臣たちは皇帝を誘惑する不埒な者の進言だとして猛反発する。呉太妃は允賢に対する怒りから吐血し、祁鈺もまた旧知の親兵から允賢と兄の祁鎮がただならぬ関係にあるようだと聞き、心を痛める。允賢のもとを訪ねた祁鈺は、允賢に辞任して皇宮を出るよう求め、さらには祁鎮と允賢の仲を疑う発言をしてしまう。允賢は衝撃のあまり涙を流すが…。
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2019年12月10日(火)第21話「兄弟子の妬み」
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異国の王妃の治療に成功したことにより、杭允賢の名は後宮で広く知れ渡るところとなる。妃嬪たちが允賢に診察を求めるのが気に入らない程村霞は、允賢の弾劾を上奏しようと言い放つ。それを耳にした劉院判は、村霞に医者として正道を歩き、允賢と切磋琢磨して助け合ってほしいと諭す。その頃、美麟は皇太后から、允賢を祁鈺の側室にしようと提案されるが、允賢と暮らすことになれば自分が毒を盛られてしまうと父親に泣きつく。
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2019年12月9日(月)第20話「弟子入り」
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試験で程十三の嫌がらせを受け、不合格の危機に瀕する允賢。それを見かねた劉院判は試験をやめさせ、その場で允賢を自分の弟子にすると宣言する。ついに宮中の女官となった允賢。皇帝は允賢を六品の司薬に封じ、住まいとして長寿殿を与える。皇帝の自分に対する思いを察した允賢は、その足で皇后のもとを訪れ、自分の心にいるのは郕王・祁鈺だけであり、皇帝には不埒な心を抱かないと誓う。
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2019年12月6日(金)第19話「いざ太医院へ」
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呉太妃に結婚を反対された杭允賢と朱祁鈺。母親の意に沿うため、祁鈺は允賢に対し、結婚後は診療を控えるよう求める。允賢はそんな祁鈺に怒り、激しく抵抗する。允賢の医術への情熱を尊重したいと思う皇帝は、允賢に太医院の院判・劉平安への弟子入りを勧める。しかし劉は、太医になる才能のある者しか弟子にしない主義だった。そこで允賢は太医院の試験を受けるという一大決心をする。
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2019年12月5日(木)第18話「愛する人との再会」
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鄭斉が皇帝だと知った允賢は驚愕する。そこへ皇后の計らいで郕王・朱祁鈺が現れ、允賢は祁鈺と涙の再会を果たす。2人の親密さを目の当たりにし、動揺を隠せない祁鎮だったが、皇后に諫められ、2人の結婚を後押しすることに。郕王の母・呉太妃は死んだはずの允賢が自分の目の前に元気な姿で現れ、しかも皇帝と皇后が允賢と息子を結婚させようとしている事実に衝撃を受けて、気を失ってしまう。
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2019年12月4日(水)第17話「医婆の仙術」
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皇太后を診察するため、“医婆の允”と身分を偽り参内した允賢は、触診と問診から皇太后の病は癭病だと断定する。しかし気性が激しい皇太后には病であることを伏せ、薬膳を食べさせることに。おいしい薬膳の数々に、皇太后は気をよくする。数日後、允賢は皇后を叱りつける皇太后の姿を目にする。さまざまな症状の原因が皇太后の神経質な性格にあると考えた允賢は、皇太后に怪しい仙術を施す。
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2019年12月3日(火)第16話「再び都へ」
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病人との対話の大切さなど、王道士から数多くを学んだ杭允賢は、仲間にも恵まれ、診療や料理に充実した日々を送っていた。しかし別れた家族や愛する朱祁鈺に会いたい思いは強まるばかり。死んだはずの自分が再び現れると皆に迷惑なのでは、と都に戻る勇気が出ない允賢に、王道士は自らの悲しい過去を明かし、「後悔するな」と諭すのだった。そして旅芸人の一座に別れを告げた允賢は都へ向かう。
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2019年12月2日(月)第15話「医食同源」
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一命を取りとめた允賢は、自分を救ってくれた旅芸人一座のまかない人として働くようになる。だがある日、允賢は座員の体調に合わない料理を出して王道士を怒らせてしまう。一方、皇宮では汪国公が皇太后に対し、万が一、郕王が回復しなかった場合を考えて、皇帝に世継ぎを作らせるよう進言する。自分の膳に春薬を混入されたと知った皇帝・朱祁鎮は真相を問いただすために皇太后の元を訪れるが…。
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2019年11月29日(金)第14話「流されて」
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杭一家が襲われた知らせに絶望を隠しきれない皇帝は、皇后の励ましを得て、事件の首謀者を突き止める決意をする。一方で弟の朱祁鈺は、生きる気力をなくして病に伏せてしまう。運よく生き延びた允賢の父は譚家の再興を諦め、母親とともに故郷へ帰ろうと考える。その頃、江南のとある街では川べりの舞台で芝居が上演され、観客が芝居を楽しんでいた。ところが急に観客が川を指さして騒ぎ出し…。
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2019年11月28日(木)第13話「辞令」
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杭允賢との待ち合わせ場所に、ようやく現れた朱祁鈺。2人は灯籠の下で将来を誓い合う。しかし、そんな2人の姿を目にした英宗・朱祁鎮は、自分の思い人が弟の恋人であったことを知り深く落胆する。その頃、娘の汪美麟を祁鈺に嫁がせたい汪国公や皇太后は允賢の存在を知り、秘密裏に抹殺を企てていた。允賢の父・杭綱は急に杭州への辞令を出され、即日家族で任地に赴くことになるのだが…。
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2019年11月27日(水)第12話「雪の大晦日」
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兄の祁鎮に「結婚の約束をした人がいる」と打ち明けた祁鈺は、元宵節に灯籠を見に行くよう助言される。早速、祁鈺から誘いが届き、うれしさを隠せない允賢。時は大晦日。宮中では年越しの宴が催されていた。しかし子がないことを巡り、祁鎮と皇太后が諍いを始める。立腹して宮中を出た祁鎮が見たのは、粥を配る允賢の姿だった。大雪の中、杭府の前で座り込む祁鎮に、允賢は食べ物と酒を与える。
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2019年11月26日(火)第11話「縁談」
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被災地復興の監察使任官をめぐり、皇帝と皇太后が対立する。表向きは、郕王を選ぶという皇太后の意見に折れた皇帝だったが、裏で手を組む弟の任命は意図したとおり。杭綱は異例の出世を果たすが、やっかむ徐侍郎らに「観音菩薩」と称される允賢のことを揶揄され、娘を嫁がせる決意をする。允賢は祁鈺からの求婚にどう返事をすべきか心を決めかねていたが、娘を嫁にやろうとする父の意志は固く…。
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2019年11月25日(月)第10話「深夜の往診」
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疫病の終息により、城門の閉鎖が解除される。允賢が観音菩薩と呼ばれて噂になっていると聞いた父の杭綱は、永慶庵から娘を連れ帰り部屋に軟禁する。杭綱は徐家との一連の揉め事や、今回の観音菩薩の噂が皇太后の耳に入り、自分たちが譚一族だと気付かれることを恐れているのだ。数日後の夜、允賢の部屋の窓から朱祁鈺が侵入する。祁鈺は今すぐ疫病にかかった母の診察をしてほしいと允賢に頼むが…。
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2019年11月22日(金)第9話「病と偏見との戦い」
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黄河で発生した水害が人為的に起こされたものだとして、朝議の場に実行犯とされる地方の役人らが引き出された。彼らの口から、首謀者は皇太后だとの証言が出たことから、皇太后は窮地に追い込まれる。一方、永慶庵で男装をして病人の治療に当たっていた允賢は、恵民薬局の医者・万寧の一言から、女性であることがばれてしまう。事実を知った病人たちは態度を一変させ、允賢にきつい言葉を浴びせる。
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2019年11月21日(木)第8話「男装の医者」
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静慈師太から鄭斉が幼くして母を亡くしたことを聞いた允賢は、鄭斉から詫びの品として贈られた鍼のお礼に、鄭斉の好物を作って届ける。その頃、黄河流域では大規模な洪水が発生し、数万の住民が家を失って流民となり、その一部が永慶庵にたどり着く。允賢たちは飢えに苦しむ人々を受け入れるが、多くの人が疫病を患っていた。允賢は女性であることを隠すために男装して診療に当たるが…。
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2019年11月20日(水)第7話「兄と弟」
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放免されて屋敷に戻った允賢だが、2人を死に追いやった罪悪感から部屋にこもり読経の日々を送る。允賢のことが気になる英宗・朱祁鎮はお忍びで杭府を訪れ、徐侍郎が允賢への腹いせで、牢の給仕係をたたき殺したと紫蘇から聞かされる。腹立たしい思いを抱えたまま、皇帝は皇太后に軟禁されている弟の祁鈺を密かに訪ね、皇太后との確執の理由を話し、祁鈺に自分と皇太后の間に立ってくれるよう頼む。
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2019年11月19日(火)第6話「冤罪」
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徐夫人の死についての最終審理が順天府で始まった。太医院の院判を務める程十三は、保身のために杭允賢にすべての責任を押しつけようと画策し、徐夫人の使用人が偽証したことで允賢の立場は危うくなる。そこへ王淑人が允賢を救うべく証言に来るものの、程十三の甥であり太医でもある程村霞の主張が受け入れられ、徐夫人は允賢の誤診により死んだという判決が下されそうになる。
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2019年11月18日(月)第5話「囚人の病」
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徐夫人を誤診により死に至らしめたかどで順天府の牢に入れられた杭允賢は、徐侍郎の差し金で病人ばかりの房に移される。允賢は囚人たちの病を治療すべく、できる限りの処置を施し、家族に薬の手配をするように伝えてほしいと獄吏に頼む。だが、欲深いだけの獄吏はその約束を反故にする。そんな中、重症だった囚人が息絶える。目の前の命を救うことができず、自責の念にさいなまれる允賢だが…。
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2019年11月15日(金)第4話「優しさが招いた苦難」
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永慶庵に行き、兄である英宗と会うはずだった郕王(朱祁鈺)は、皇太后の謀を拒んだために軟禁されてしまう。允賢は徐侍郎の息子との縁談を辞退して、徐侍郎と父・杭綱を激怒させてしまう。于夫人に伴われ外出した允賢は徐夫人に遭遇。縁談が流れたことを意に介さない夫人は、允賢に自分の不調を訴え対処法を尋ねる。医術を施すことを家族に禁じられている允賢は断るものの、是非にとせがまれ…。
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2019年11月14日(木)第3話「偶然の再会」
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于東陽夫人の止血に成功した杭允賢は、静慈師太の甥・鄭齊とともに永慶庵へ戻ることに。しかし何気ない一言から鄭齊を怒らせてしまい、荒野で置き去りにされる。だが馬は恐怖から暴走。そこへ徐府で命を救った男が偶然通りかかり、允賢からもらった鉄皮石斛を使って馬を落ち着かせる。于夫人を助けられたことに心からの喜びを感じた允賢は、立派な医者になるとの思いを強くする。
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2019年11月13日(水)第2話「医術にかける思い」
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家訓で禁じられている医術で人を救った杭允賢。父に厳しく叱責され医書を焼かれても、医術への情熱は冷めることがない。ところが允賢が処方した薬が誤っていたため、患者は体調を崩してしまう。落ち込む允賢に、祖母は薬王菩薩への参拝を提案する。紫蘇を伴い訪れた永慶庵では、住職の静慈師太が貧しい病人を受け入れていた。効き目のない治療を見かね、允賢はつい口を出してしまうが…。
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2019年11月12日(火)第1話「初めての診療」
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時は明代中期。徐侍郎の屋敷で大奥様の誕生日の祝宴が開かれる。実は息子の嫁選びも兼ねており、大勢の良家の子女がお祝いに訪れていた。父の代わりに贈り物を届けに来た杭允賢は徐府の庭にあった鉄皮石斛という珍しい薬草を見つける。そこへ見知らぬ男が現れ、下女の紫蘇に刀を突きつけ、薬草を寄こせと要求。允賢はその男が毒に当たって危険な状態であると見て、解毒を施す。