嫉妬の香り

辻仁成の小説をドラマ化。二人の女性を中心に嫉妬に翻弄される男女の関係を描く。
【出演】本上まなみ／川原亜矢子／堺 雅人　ほか

6月25日（木）　最終話

早希の事故から、嫉妬がみんなを狂わせていると感じたミノリ、早希、テツシ、英二は“癒しの庭”が完成するまでは協力し合うことを決める。さまざまな思いが交差する中で、“癒しの家”プロジェクトが最終段階を迎えた。そんなころ、それぞれ4人の間で別れ話が浮上。そして、遂にミノリとテツシにとって決断のクリスマス当日が訪れる。

6月24日（水）　第10話

誠から早希がテツシの子供を妊娠したと聞き、ショックのあまりテツシの前から逃げ出すミノリ。一方、英二はパリでオペラハウス建築を手掛けることになり、ミノリを誘う。それを知った早希は妊娠を告げず、子供を1人で育てることを決意。そんな中、早希への復讐に燃えるミノリが英二を呼び出し、早希が見ている場所でキスを・・・。

6月23日（火）　第9話

妊娠に気づき、テツシを置き去りにして英二の元へ戻った早希。が、そこで早希は英二から離婚届を突きつけられ、妊娠を打ち明けられない。一方、ミノリは早希からテツシの居場所を聞き出そうとするが、テツシとの数日間の様子を聞いて動揺し逃げ出す。その後、智恵子からテツシの居場所を教えてもらったミノリだが、心に迷いが生じ・・・。

6月22日（月）　第8話

聴力を失ったテツシをホテルの一室にかくまった早希。ミノリはテツシを返すよう詰め寄るが、早希はミノリと一緒ではテツシの病気は治らないという。英二との関係に疲れた早希は、東京を離れるためテツシと共にホテルのロビーへ。すると、そこに英二とミノリが現れた。ミノリがテツシを呼ぶと、突然テツシの耳が聞こえるようになり・・・。

6月18日（木）　第7話

英二とのキスを忘れられないまま、テツシとやり直すため家に戻ったミノリ。一方、早希と距離を置くため家を出た英二は、ミノリを売り出そうと取材を受けさせる。そんな英二に、ミノリはキスを忘れてくれと話すが、英二は振り向くまで待つという。その話を立ち聞いた智恵子から聞いたテツシは動揺し、何度もミノリへ電話をかける。

6月17日（水）　第6話

自宅でテツシと早希が朝食を共にしているのを目撃したミノリはショックを受け、思わず英二に抱きついてしまう。そんな中、“癒しの庭”プロジェクトの指揮を新たに執ることになったオーナーの娘・智恵子（原沙知絵）が、スタッフ全員で週末に合宿をすることを提案。その合宿でミノリは、英二と話しているときだけ心が安まることに気づき・・・。

6月16日（火）　第5話

ミノリが1週間入院することになった。が、テツシと早希の関係を知ったミノリは嫉妬で心をふさいでしまう。そんなミノリの前に、元婚約者の直樹（伊藤英明）が見舞いに来た。そこへ現れた早希から、直樹とはミノリが付き合う前に恋人同士だったと聞かされ、ミノリは早希の嫉妬の根源に気づく。一方、誠（オダギリジョー）はミノリの過去を調べ始める。

6月15日（月）　第4話

テツシと早希の仲を疑うミノリは、仕事も手につかず思い悩む。そんなミノリを英二は優しくサポート。が、その日は早希の誕生日で、英二の帰りを待っていた早希は嫉妬から、ミノリが英二と作成した資料フロッピーを別のものとすり替える。そのため、プレゼンが出来なかったミノリは、笑みを浮かべる早希の様子から彼女が犯人ではと疑う。

6月11日（木）　第3話

遂に“未来への復讐”を共有する関係になった早希とテツシ。が、早希の行動が理解できないテツシは、2度と過ちは犯さないと誓う。一方、ミノリは香りの研究をしている人物に会うため、英二と優香（池田真紀）の3人で軽井沢に行くことに。だが、当日になって優香が来られなくなり、ミノリは戸惑いながら英二と二人で出発する。

6月10日（水）　第2話

恋人のミノリと共に建築家の英二の下で働くテツシは、英二の妻・早希から、ミノリと英二に「裏切られている」と聞く。早希はミノリと英二が入ったホテルで“復讐”をしようとテツシを誘惑。ミノリを信じようとするテツシだが、デートや結婚の打ち合わせの度に英二との仕事が入り、疑惑が膨らむ。ミノリはテツシの様子が気になるが、テツシと結婚する前にいい仕事がしたいと研究に励む。ある日、テツシはミノリと英二が親しげに食事をする姿を目撃する。

6月9日（火）　第1話

新人アロマテラピスト・ミノリ（本上まなみ）は、結婚破棄された過去から同棲相手の作曲家・テツシ（堺雅人）との結婚に踏み切れない。そんなとき、人気建築家・英二（寺脇康文）が企画・設計するプロジェクトでテツシが作曲を担当することに。英二に気に入られたミノリも同プロジェクトで“香り”担当に大抜擢されるが、英二の妻で広告代理店社長・早希（川原）は嫉妬を・・・。