番組審議会

第521回 放送番組審議会

1月開催分
参加委員 6人

議事1  代表取締役社長による年頭挨拶

概要

サンテレビはこの5月で開局55周年を迎える。若手社員を中心に記念事業の企画を提出してもらった。これから全社を挙げて実現に向けて動き出す。発案者だけでなく、サンテレビ全員が一緒になって具体化に取り組んでいく。
昨年末に国連のSDGsメディアコンパクトへの参加が承認された。SDGsの達成に向けてサンテレビ自らがそのためにどんな取り組みをしていくか。例えば、できる限り資源エネルギーの消費を抑制した番組作りができないのか、様々なことの検討を始めたい。
国内を見ても世界を見渡してもなかなか明るい展望が開けない。こんな時こそ、地域に根差すサンテレビが確かな情報を伝えるとともに、人々に元気や感動をもたらすコンテンツを提供することがますます重要になっていく。

議事2  サンテレビの放送番組全般について意見交換

委員の主な意見(要旨)
  • 「能登地震の際、津波避難の呼びかけに関して神戸は多文化で外国の方もたくさんいるので多カ国語で放送されたことは、日本語が理解できない人に伝わったのでは。」
  • 「災害というのは改めていつ頃起こるかわからない。地域の局のそういう時の報道の仕方は、サンテレビは一つのリードオフマンであり、お手本になるところがあるのではないか。」
  • 「ゴールデンタイムが通販にあてられているというのは、経営の観点から必要なことは理解できるが、一番良い時間帯に一局だけ通販が流れているというのは残念。」
  • 「ユーチューブやTIKTOKを見ると結構刺激的というか、こんなのがあるんだみたいな情報があったりする。逆に言うとそことどう棲み分けていくのか、今後サンテレビがどういうふうにテレビとしての道を進んでいったらいいのかを考えていく必要がある。」
  • 「夕方の『キャッチ+』毎日の地元兵庫、神戸近辺の情報が非常に大量に流れているので新鮮で面白い。放送時間を増やしてワイドショー化してみてはどうか。」
  • 「地域の魅力を掘り下げるために地元のNHKをはじめ、他社とも連携しながら情報交換し、新しいことをチャレンジしていくとに期待している。」

議事3  11、12月度視聴者リポート報告

・11、12月分の視聴者からの問い合わせ、意見、要望について報告した。