議事1 番組視聴・合評
阪神淡路大震災25年報道特別番組
「いたみ分けあい歩む道 震災障害者のいま」
(1月17日(金)21:00~21:55放送分)
審議番組概要
番組では、3人の震災障害者と、彼らを支援し続けてきたNPO法人「よろず相談室」に密着。同じ境遇の仲間や、支えてきた妻、友人たちとのあたたかな日々の中に見え隠れするそれぞれの震災の傷を追った。
委員の主な意見(要旨)
- 「震災障害者の日常生活や今の思いを淡々と紡いでいる点がよかった」
- 「支援する側とされる側の深い関わりが感じられた」
- 「震災障害者に着眼したことがよかった」
- 「タイトルの『いたみ分けあう』は、誰と誰が分けあったのかが、不明確だった」
- 「今後まだまだ掘り下げられるテーマなので、追究していってほしい」
- 「震災障害者に対して、社会がどう感じているかを、よろず相談室の視点から取材すべきだった」
- 「支援する側の25年間続けてきた大変さをもう少し聞きたかった」
- 「公的支援には触れずに、取材対象者のみを追いかけたことが良かった」
- 「取材対象者の日常に寄り添うように丁寧な取材がされていた」
- 「死を感じながらも生きるという、他人事ではない不安さや不確定さなどの普遍性を捉えている」