議事1 番組視聴・合評
震災24年特別番組 「阪神淡路大震災1.17」~あの日からそして未来へ~
(1月17日(木)21:00~21:55放送分)
審議番組概要
震災当日に生まれ、語り部を続けている男性と、震災で弟2人を亡くしながら、各地で体験を語っている男性を取材し、活動の意義や思いを聞き、さらに震災があった1995年に生まれたカップルに結婚式をプレゼントする企画「24歳の結婚式」について、企画に参加した新郎新婦に密着した。
委員の主な意見(要旨)
- 「次の時代をつくるのは若い人だというメッセージがよく伝わった」
- 「インタビューを受けている方の気持ちの変化や行動のきっかけ、プロセスがあまりわからなかった」
- 「個人の話だけに終始するのではなく、社会性など広がりを持たせられればよかった」
- 「震災直後だけではなく、復興していく様子を次の世代に伝える内容であれば、よりよかった」
- 「子どもたちにとって、阪神淡路大震災は歴史の教科書で学ぶものになっている」
- 「震災の大変な経験や辛い気持ちを、言葉を尽くして伝えたとしても、震災を経験された方と経験していない子どもたちでは、同じ気持ちになるのは難しい」
- 「子どもたちにとって、阪神淡路大震災は歴史の教科書で学ぶものになっている」
- 「震災の大変な経験や辛い気持ちを、言葉を尽くして伝えたとしても、震災を経験された方と経験していない子どもたちでは、同じ気持ちになるのは難しい」
- 「地域のつながり、人とのつながりは災害の時だけではなく、普段の地域社会の課題を解決する上でも非常に大事である」
- 「なにかをきっかけに地域とのつながりが大事だとわかった震災を経験していない人たちの番組も見てみたい」
- 「震災から24年経った今でも、朝の生中継と特番を放送している事に敬意を表したい」
- 「若者に焦点を当て、非常に密着して取材してあったので、視聴者には伝わったと思う」
- 「周りで支えている方々も取り上げる事で、社会とのつながりをあらわせている」
- 「倒れない家に住む事や火を消す事など、防災や対応策も伝えてほしい」
- 「サンテレビには貴重な映像があるので、アーカイブとして写真展や映像展を開いたり、語り部に映像を貸し出してもいいのではないだろうか」
- 「行政の取り組みとは別に、地元のテレビ局が報道を通じてひとつひとつ話を紡いでいく事は非常に大事な事である」
- 「被災を体験した局として、若い人の視点を取り入れて伝えようとしている点は大事な事だと感じ、強く共感した」
- 「象徴的なシーンが流れてきて、当時の情景を思い出した」
- 「100人いれば100通りの震災がある」
- 「特異な経験をした人の話だけではなく、あの時はこうだった、あの時こう思ったなど、震災の実態を伝える番組があってもいいのではないだろうか」
- 「部外者の目線ではなく、寄り添うという姿勢がよく伝わった」
- 「プロパガンダではなく、語り継ぐというアクションを起こされている方々を取り上げるという、報道的なテーマが番組から感じ取られた」