番組審議会

第438回 放送番組審議会

開催日  2015年4月14日(火)
出席委員:6人

議事1 委員長、副委員長選出

◇ 年度初めにつき実施。委員の互選により、末本誠・田守茂男 両氏を委員長・副委員長にそれぞれ再選。

議事2 番組視聴・合評
◇ SUN・CATV7局共同制作番組「ひ・と・お・し! ~お国自慢じゅずつなぎ~」
(3月29日〈日〉13:00~13:55放送)

審議概要
サンテレビと中国地方のケーブルテレビ7局が手を組み、それぞれの地元の「お国自慢」を紹介する番組。メーンタイトルは、「ひょうご」「とっとり」「おかやま」「しまね」の頭一文字を繋げたもの。観光ガイドにも載っていないとっておきの名所、地元の特産品を使った他では味わえないグルメ、一度は足を運んでみたいスピリチュアルスポット……などなど、地元に密着しているテレビ局ならではの情報を満載した55分枠。
進行は、浪曲師の春野恵子とサンテレビアナウンサー谷口英明が担当した。
この日の審議会では、CMをカットしたVer.(約47分)を視聴、合評した。

* 参加CATV局(7局)
ひらたCATV(島根県) 山陰ケーブルビジョン(島根県)
日本海ケーブルネットワーク(鳥取県) 吉備ケーブルテレビ(岡山県)
玉島テレビ放送(岡山県) 倉敷ケーブルテレビ(岡山県) 井原放送(岡山県)

委員の主な意見(要旨)
  • 「とても斬新な発想で、面白いことを始めたと思った」
  • 「SUNのものは別格だが、各局独自で考え、素人っぽく素朴なところが良い。各社との交流のきっかけにもなる」
  • 「ローカル局が、よりローカルな局と組んで、新しいことをしようというのは面白い」
  • 「それぞれの地域の人たちの、一生懸命さが伝わった」
  • 「他所から見ても気付かない身の回りの小さなことでも、スポットを当てると魅力的な番組になるということだろう」
  • 「手作り感たっぷりの部分もあり楽しめたが、もう少し地域の人の生(なま)の声が聞きたかった」
  • 「55分番組に計8局(の作品)を詰め込んでいる。地域が重なって少々散漫になっているのが勿体ない」
  • 「単に『お国自慢』ではなく、テーマを絞るともっと奥が深くなる」
  • 「続きものかと思っていたら、単発とは。今後も可能性を探って、ぜひ継続し発展させて欲しい」(意見多数)

議事3 報告

放送法に基づき、「放送番組の種別ごとの放送時間(2014年10月~2015年3月)」を、当審議会に報告した。