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通算5310勝目に刻んだ打点「1」

〈9/11 阪神 10-3 ヤクルト (甲子園)〉

勝:青柳
敗:小川

雨男、青柳さんの仕業により試合開催が危ぶまれたが、天気を読み的確にグラウンドを造る阪神園芸さんの神業により、1時間7分遅れで試合開始。
途中、何度か雨に降られたが、目立った水たまりも見られず試合は続行。阪神園芸さんのすごさが尽きない。

とはいえ、早く点をとって試合を成立させたいところ。
4回裏、北條の泳いで粘って打ったタイムリーヒットで2点を先制。このヒットで、北條はヒーロー入閣内定(笑)
そして5回表の守備では、サードを守る北條のところへゴロが吸い寄せられるように、あ、先頭村上のすごいソロHRは置いといて、あとは3つともサードゴロ。
二つ目のアウトではカッコつけてターンアンドスロー。いる?そのターン、いる!?(笑)

ともかく、守備のリズムがいいと、攻撃のリズムもいい。
5回裏。
先頭木浪がヒットで出塁すると、近本バント成功。
こんな天候にも関わらずスタメン出場を強いられる福留さんは、きっちりタイムリー打って仕事して、そしてマルテ!
ははははは!
あかん、書くより先に笑ってしまう。
打った瞬間の、ドヤ顔決め、バット投げ、それから着弾(笑)
2ランホームラン!
ははははは!
この回、高山にも!くるりと回ったら、ライトスタンドへ、わ!ホームラン!
ははははは!
2本のホームランは、いいね!完全にいいね!

だからね、今日はこれで十分だったはずなのだ。

8回裏。
一死2,3塁で、梅野、ネクストに鳥谷がいるのに2塁ランナーまで還しちゃうし。
今さら打点だなんだってもう喜んでる場合でもないからまぁいいかって、先にあきらめ保険かけておいた。
そしたら、鳥谷、いつものフォームじゃなくて少し腕の位置を上げて変えてきてて、それでレフトへ綺麗な綺麗な流し打ちして、いいところへ飛んで、フェンス際での処理に少し手間取っていたけど、だからって一走梅野が還るには無理があったのだけど…
梅野が走ったんだ。めちゃめちゃ走った。雨で重くなったグラウンドを必死で。
タイミングアウトなのに、藤本コーチも腕を大きくグルグル回してて、コーチもランナーもアイツら、ちょっとおかしいな。鳥谷のためだけでしょそれ。おかしなことやるからホームへの返球が逸れて、梅野ホームイン。鳥谷はタイムリー2ベース。
たかだか1打点……で、泣いてしまった。
なんなんだアイツら。
みんなして鳥谷ともっとやりたいって。
だったらとことん行こうな。まだまだ、先へ。

[今日のマルテ]

ハイタッチの行列では鳥谷の背後にスタンバイ。鳥谷の肩もんだりして、マルテ、それずるいぞ(笑)

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5310勝目を!

9日、ソラーテ契約解除、そして帰国。
衝撃の東京ドームでのデビュー戦からまだわずか1ヵ月半ほど。
シーズン途中の加入で日本の野球に慣れないうちに、複数ポジションをあっちこっち。レギュラー争いして頑張ってきた選手達もその煽りを食った。そもそも現場が望んだ補強だったのかも怪しい。
結局、一体誰得だったのかと。
ソラーテの広島でのことは褒められたもんじゃないし認められないが、どうせ球団側にも落ち度ありまくりなのだろうと、申し訳ない気持ちもいっぱいだ。
「セクシータイム」というパワーワードの使い道をイマイチつかめないままだったが、華々しいデビューの活躍と、難点だった守備と、球団通算8000号というメモリアルアーチと、楽しそうに躍る彼のことは、これからもわりと語り継がれる気がする。
球団と、それからソラーテ自身も、この結末から学ぶべきことがあったと、早いうちに振り返ってほしい。
こんな形でお別れとなったが、愛すべき助っ人だったということは一ミリも変わらない。
ソラーテ楽しかった。ありがとね。

〈9/10 阪神 4-5 ヤクルト (甲子園)〉

勝:石山
S:マクガフ
敗:ドリス

球団通算5000敗だって。そんなもん長いことやってりゃ当たり前にいつかくるよ。たまたまそれが今日だっただけだ。ふん。(いたたたた)

[今日のマルテ]

4回裏。見たかマルテパワー!バットの先でもカンペキな当たりだ。手応え、見応え抜群。
センターバックスクリーン!!手前へのフェン直。
走れ!マルテ!2塁やばいぞ!(ホームランちゃうんかい)

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まだある。

〈9/8 広島 3-2 阪神 (マツダ)〉

勝:ジョンソン
S:フランスア
敗:岩貞

2点ビハインドの5回表、先発岩貞に代打上本を送った。追う展開となったら代えると、ベンチは決めていたのだろう。
その裏、2番菊池から始まる打順に、ドリスを投入。パワーピッチャーで勝負しにいったということだ。
ここからは島本、岩崎、ジョンソンと勝ちの継投で失点を許さなかった。
カープベンチも、抑えのフランスアを前倒しで使うなど、まさに力と力の勝負となった。
タイガースはあと少し及ばなかったが、劣っていたとは思わない。

[今日のマルテ]

完全なボール球だったが力技で持ってったタイムリー2ベース。ここまできたならどんな形だっていい。いいバッティングだ。

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高山3ラン!西踏ん張って、圧巻球児!

〈9/7 広島 3-7 阪神 (マツダ)〉

勝:西
敗:薮田

3回表。一死1,3塁。
犠牲フライなら満点。脳裏に浮かぶのはゲッツー。ならば三振してくれ…カウントである。
それがこのあと、願ってもない未来が待っていた。
高山の3ランホームラン!
そんな手があったとは!高山!一体それ誰に教わったんだ!

初回から先発の薮田が良くない。
得点はしていたものの、初回に1点、2回に1点、三日で三歩だw
チームは自力CS出場が危ぶまれる崖っぷち。
この1本がどれほど大きい1本だったか、なんとか表したいのだけど、なんせ頭にもなかったホームランなのでちょっとパニックに陥っている(笑)
いやこれは本当に大きい。
3回途中で先発投手をマウンドから降ろし、ゲームの主導権を握った。
二番手の登場にも満塁のチャンスを作り、近本がさらに2点を追加。
0-7という点差は、カープの戦意を削ぐのに多少は役に立ったはずだ。

7点という聞き慣れない援護をもらった西は、その裏、先頭の小園にホームランを浴びてしまうが、これで落ち着いたようだ(笑)
ランナーを出しても大丈夫だろうって見ていられた。実際、要所ではダブルプレーに打ち取って、むしろ楽しそうだった。
9回表、鳥谷が代打で出るまで、バッティンググローブやヘルメットをつけて、「オレを使え」の猛アピール。
球数は102球。完投したくてウズウズしてたのが、たまらん!(笑)

セーブのつかない9回裏のマウンドに上がったのは、球児。
矢野監督やるやん!
この時点で4点差があったが、1点だってやらない圧倒的な締めが今日は必要だった。そのための球児だ。
球児、打者4人に対し16球投げたうち、1球のフォークを除いてあと全部がストレート。
全球ストレート勝負を挑まれた小園は、空振り三振。
小園は、「阪神の投手なので昔からずっと見ていた投手。対戦できたのは光栄だったが、浮き上がるボールで、真っ直ぐでも空振りしてしまうような球だった」とコメント。
ベンチへ帰るとき、「これはだめだ」ってちょっと笑ってるように見えたのが、私の今日のハイライト(笑)

[今日のマルテ]

バッティンググローブ、そんな青かったっけか!?

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大激震?

一軍に合流していながら試合前にモチベーションを理由に帰阪することになったなんて、ソラーテ側の言い分が出てこないのでなんとも言い難いのだけど、「あいつやりやがったな(半笑い)」というのが今の心境。ひとクセもふたクセもある外国人野手は私の好物だ(笑)
しかし誰であれ、チームの指揮命令には従うという大原則は守ってもらわなければならない。メジャーだろうが日本だろうが同じだ。ソラーテはそれを理解していない。
一方で、球団のお粗末さも露呈する形となった。コミュニケーション不足なのか単に舐められているのか。結果、俊介を抹消したのみとなり、この大事な時期に「1枠」空けたまま試合に臨むことになるだなんてどういうことか。
俊介は怒れ。そして必ず上がってこい。

ソラーテの問題行動がチームの士気に影響するのではという主旨の質問に「大激震ではない」との谷本本部長の答えは、まぁその通りだ。チームの士気を下げるほど、ソラーテに影響力や求心力があったとは思わない。
今日負けたのは、ソラーテのことは関係ない。

〈9/6 広島 6-3 阪神 (マツダ)〉

勝:九里
S:フランスア
敗:高橋遥

大量失点した3回裏を投げ終えた高橋遥人が、やるべきことを怠ったとしてベンチで矢野監督から叱責を受け、涙を見せた。
遥人のそばから離れない福原コーチは、遥人がかわいくて仕方がないんだね。
きっと何も入ってこないから一人にしてやってくれ(笑)

3番福留から始まる4回表。攻撃はあっという間に終わりそうだ。
すると遥人がキャッチボールを始めた。
あんなに泣かせといてまだ投げさすんか!(笑)

4回裏、カープの攻撃は1番西川から始まる好打順。
カープ打線は遥人を苦手としていない。
そんな中、3人で打ち取った遥人は、もう成長を見せてくれたのか。

次の遥人が早く見たい。

[今日のマルテ]

マルテがいいこにしてるのは実はすごい特別なことなんだよ。これでみんなマルテの評価を上げたはずだ。しめしめ(笑)

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まだまだ通過点!

〈9/5 横浜 2-9 阪神 (横浜)〉

勝:青柳
敗:大貫

8回表。
近本が、球団新人最多の137安打をマークした。

この記録を達成した球団史上位二人の選手の名前が今日のスタメンにも関わらず、どうしてチームは今4位なのか、今日はその謎に迫りたいと思う―
…迫るか
いかん…昨日のまずい試合運びのせいで近本の記録を祝う気持ちをどこかに置き忘れてしまった。悪魔に盗られたのかもしれない。
ちゃんと言おう。
近本ー!まだまだ通過点やぞーっ!
悪魔ではなくだった(笑)

さて、青柳さん。
一昨日の試合では先発していたが、1回途中で雷を呼びノーゲーム。
中1日の先発となり、難しい調整だったと思われるが、また逆玉連発なのに打たれないという不思議な投球をしていた。ただ、ボールが走っていたことは間違いなさそうなので、不思議でもないのか。
6回表に、ライトゴロになった青柳さんが、「はずいわー!」って感じでベンチで笑っているのが、青柳さんらしくて、あの天真爛漫さが青柳さんの魅力の一つ。青柳さんはこの裏の登板でピンチ招いて途中降板することを、このときまだ知らない(笑)

そして打線よ、なぜそれを昨日…(←ものすごく根に持っているのでくどい)
3回に6点をとった後、すっかりおとなしくなっていたのだが、7、8、9回で得点したのがとても良い。
終わってみれば、先発野手全員安打。

島本!火消しありがとう!
望月!ナイスリリーフ!
能見さん!ソトへのストレート空振り三振!スッキリしただろうか!(笑)

[今日のマルテ]

梅野もマルテもホーム踏めたね!

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サヨナラで負け。

〈9/4 横浜 7x-5 阪神 (横浜)〉

勝:エスコバー
敗:能見

よりによって私は今から、サヨナラホームランを打った筒香のことを書こうとしているわけですが、しかも筒香に対してわりと好意的なこと書くのですが、書きますね。(どやさ)

サヨナラのホームランを打った瞬間、珍しく派手なガッツポーズとバット投げを見せた筒香の姿が意外だと思った。筒香は打ってもああいうガッツポーズはほとんどしないはずだ。
私は毎日、監督自らガッツポーズをやりちらかすチームを応援しているので、筒香のガッツポーズをスルーしてしまうところだったが、やっぱりこれは珍しい。
延長戦で決めたサヨナラ、巨人に2.5ゲーム差。筒香も思わず…ってところだったのだろうか。珍しかった。

ヒーローインタビューも見た。
その頃には、いつもの冷静な筒香に戻っていて、普段と変わらず、浮いたことは一つも言わなかった。しっかり地に足のついた心がけから出てくる言葉ばかりだ。
しかも、「声援」じゃなくて「ご声援」って言ったり、普段も「ファンが」じゃなくて「ファンの皆様が」って普通に出てくるところとか、筒香の話す言葉にいつも好感を持って聞いてる。筒香には日本の4番に相応しい品格があると、オレは思っている。(誰)
巨人のこと「ジャイアンツさん」だって。「タイガースさん」って呼んでくれてるかな。「タイガースにいさん」でもいいな。(は?)

今日は以上です。明日からまた頑張りましょう。
タイガースの皆様、よろしくお願いします。(筒香風)

[今日のマルテ]

歓喜の中、梅野は、筒香のホームインを待っていた。ホームベースをちゃんと踏んでるか見届けるために。
マルテも、ホームインを見届けてからベンチに戻った。

明日、この二人がホームを踏めるといいな。

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帰ってきた岩貞!

〈9/1 阪神 2-0 巨人 (甲子園)〉

勝:岩貞
S:藤川
敗:今村

昨日、予告先発が「岩貞」と発表されてから、いつ以来の登板なのかって調べてみたら、最後に投げたのは4月28日となっていた。
インフルエンザを発症して、確かあのとき、岩崎と筒井壮コーチも同じくインフルエンザで休んだ。
岩貞だけえらくインフルエンザ長いなと思っていたら、脇腹の肉離れで長期離脱…ということになっていた。

4ヵ月というブランクは長い。
少し心配する自分がいたことを、これを書いてる今は猛烈に反省している。
岩貞は、またあの豪快な投げっぷりで、首位走る巨人打線相手に失点を許さなかった。
岩貞が甲子園に帰ってきた!
ストレートに力があったから、変化球も効いた。

あとは、この4ヵ月間の間にも不変の伝統の無援護たちはどうかってことだが、4回裏、福留があと少しでホームランというフェン直3ベースで出塁。
無死3塁です。気合いの入ったマルテが、ここは見事にショートゴロを打ち(笑)、その間1点を先制。
ぶほっ…
いや、ちゃんとしたのもある。5回裏、先頭梅野が四球を選び出塁。近本が振り切ってライトへタイムリー3ベース。
エンドランでスタートを切っていた梅野は楽に生還。
近本は、バント失敗という岩貞のミスも帳消しにした。

7回表。3連投となった岩崎が登板。全く球が走っておらず、満塁のピンチを作ったが、そういう日もある。
今日、風邪の症状で1週間ほど休んでいたPJが帰ってきていた。
病み上がりで、これも心配して…そしてまた私は猛省することに(笑)
PJは後続を断ち、なんと圧巻のイニングまたぎ。

誰かのミス、誰かの不調にも、誰かがカバーする。
毎日ひとつ勝つのが大変で、振り返ると6安打しか…って思わなくもないけど、巨人相手に完封勝利だ。
球児なんて3人に対して9球だ。

この調子。この調子で、このメンバーで最後まで走るぞ。

[今日のマルテ]

次は、ホームラン打ったらいいと思うよ!

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CSへ向かう一勝

いつものように、午前中に球場入りして走り込んで、いつものように、午後からの全体練習に参加して試合に備えたが、ひとつだけ、5分間だけ、この日は違った。
広報さんを携えて報道陣に対して自らの言葉で、鳥谷が語った。

29日に、球団の方から引退してくれないかと言われたこと。
自分が持っている選択肢は、引退か、戦力外を受け入れて他球団のオファーを待つか、どちらかだということ。
球団からの報道が出てしまったので、ファンには今年限りでタイガースのユニフォームを脱ぐという事を伝えたかったということ。
残り試合はCSを目指してチームに貢献していくということ―

〈8/31 阪神 4-2 巨人 (甲子園)〉

勝:ドリス
S:藤川
敗:山口

打順が下位に向かう2回裏。
糸原がワンバンをバットに当てて内野安打とすると、北條がバントを決め、高山がライト前ヒットでチャンスを広げた。二走糸原にはここでホームを狙う走塁をしてほしかったが、梅野のうまいヒットで還ってこれたので救われた。
さらに一死1,3塁。打順は西に回ったところで、スクイズを敢行して2点目をもぎ取った。
失敗には終わったが二走梅野が三盗を試みるなど、下位打線でも積極的に動いた。
やればできんじゃねーか(笑)

このあと同点に追い付かれたが、西も悪いなりに踏ん張って、今季規定投球回に到達。
“昨年のタイガースの日本人ピッチャーでは誰もいなかった”という恥ずかしい事実を西から改めて思い知らされ、西よ、ありがたいけど、傷ついたぞw

2-2の同点のまま、7回裏。
この回は打順が9番のドリスに回る。
ネクストには鳥谷が控えていたが、梅野が空振り三振に倒れたため、一発長打を期待された中谷が打席へ向かった。
その中谷への4球目。外ストレートは失投だったが、強くしっかり振り抜いた。
入れ入れと後押しする大歓声の中、打球はレフトスタンド目がけて伸びていって、入った!!やった!!中谷!!
ランナーが出たら鳥谷。そうでなければ中谷だという、矢野監督の明快な采配もよかった。役割が決まっているから選手だって気持ちが入る。前夜はそれがあやふやだったから負けた。鳥谷だって納得しているはずだ。

お立ち台の中谷はこう言った。
「昨日チャンスをもらった中で結果を残せなかったので、今日は何としても打ってやろうという気持ちで入りました。」
中谷が「鳥谷さんのため」なんてこと口にしなくて心から安心した。
中谷は中谷のために頑張らなきゃいけないから、それでいいのだ。

そして8回表に登板した岩崎。
打順は前夜、2ランを打たれた丸に回る。勝ち越したとはいえ点差は1点だ。
リベンジをさせたベンチの英断といっていい。
「(昨日)試合が終わってから次はどうやって打ち取ろうってずっと考えていたので」と岩崎は言った。選手の悔しい気持ちを晴らしてやることは最優先でやってほしいし、何より、その起用に応えた岩崎が素晴らしいピッチングだった。
投げるボールはそんなに速くないのに、詰まらせてレフトフライに打ち取った。
岩崎、めちゃめちゃかっこよかった。

試合に勝った。
大きな、意味のある一勝だと思う。

「中谷のホームランも、岩崎優のリベンジも、自分が最後投げたのも、全てタイガースファンのためにやっているのでまた応援よろしくお願いします」
球児がお立ち台で締めた言葉だ。
鳥谷のことで思うところがあったのだろう。
チームはCSに向けて戦っている。鳥谷もまだその一員だ。
鳥谷は今、今まで以上に自分を取り沙汰されることに心を乱すだろう。球児はよく知っている。
だからこういう表現で鳥谷の気持ちを代弁したかのような球児の行動にちょっと泣かされた。

私、鳥谷のことで弱ってんだよな(笑)

[今日のマルテ]

ヒットなかった4打席目。二塁打でチャンスメイク。
ベンチで大きくガッツポーズする坂本に応えてマルテもガッツポーズ。
そうすると坂本は、代走だよ!と伝えるジェスチャー。
あんまりだ(笑)

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勝てなかった虎

〈8/30 阪神 1-4 巨人 (甲子園)〉

勝:田口
S:中川
敗:高橋遥

先発投手をいつまで投げさせるかという選択に迫られた時、シーズンを通して頑張ってほしいという育成の観点とチームの必勝と、天秤にかけて量らなければならず、そしてその答えは今日については後者であったと思う。
だからこそ、大山をスタメンから外したのであり、勝負に臨んだのではなかったか。

6回裏、梅野が打席に立っているとき、ネクストバッターズサークルでは大山がバットを構えていた。
梅野が出れば代打大山だろう。スタメンを外した選手の奮起に期待をかける、これは矢野監督らしい采配だと思った。
梅野の打球はセカンドへ。梅野は足の速い選手ではないが、必死で走って内野安打を勝ち取った。
だが、打席に向かったのは遥人。

ではどういう理由で、大山のスタメン外しと、遥人の続投ということに至ったのか、監督に聞きたくなった。一戦必勝で挑んだのではなかったのか。
6回表、確かに遥人は満塁のピンチを乗り越えたが、満塁にしたのは遥人でもある。
後ろには頼もしくて強いリリーバーがいるのに、延長戦が頭をよぎったのか、出し惜しみする形となった。

7回表、丸に勝ち越しのタイムリーを許し、続投がなんのためだったのかわからなくなった。
その裏、先頭木浪がヒットで出塁。
1番という打順に置いたラッキーボーイに代走を送ったのは積極采配なのだろうか?
勝負強い3番福留の前に、バントで送る作戦は頭にもなかったか。
福留には疑問のある打席になったに違いない。

要するに、監督の考えがわからないのだ。やっている選手も。
意図がわからないから自分のやるべきことがわからない。
疑問を持って立つ打席、あるいはマウンドに、いい結果が望めるわけがないのは、皮肉なことにこれだけは理屈が合う。

鳥谷の報道で、うろたえてんじゃないよ。
現場に動揺をもたらすフロントの責任は重い。一体何やってんだよ。
少なくとも、鳥谷だけはいつものように早くから球場入りをして、自分のやるべきことを当たり前にやっている。
まだ終わってないんだぞ。

[今日のマルテ]


リバーシブルタオルというのをもらいました。


虎の字が浮かび上がりました。

マルテは唯一打点をあげましたが、それっぽい写真はございません。

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