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この日記を更新してくれるサンテレビの中のＹさんから珍しくLINEもらってですね、普段私の誤字修正依頼用みたいになってるホットLINEなので、Ｙさんからなんて珍しいなーって思ったら、

「ちょっと木内さんのキャンプ動画撮影に来てるので、更新が夜になると思います」

いやいやいやいや…
わざわざ写真送ってくるとか、完全に自慢やん？
楽しそうやろ？ってそーゆーことやん？
ローストビーフは美味かったんか。付け合わせの玉ねぎも最高やったんやろな。
またYouTube観るわ……

という事情で更新の遅くなった遥人快投日記の方も、よろしくお願いします(笑)

〈10/6 広島 4-4 阪神（マツダスタジアム）〉

試合時間は４時間１６分。
最近急に寒くなって、その中でのナイターで夜１０時も回って、しかもまだ火曜日で、最終的にはどっちのチームにも「引き分けに持ち込んだ！」とは言えない展開。おおぅ…
現地行かれたみなさん、どうか風邪ひかないで…

サンズとボーアがスタメン復帰。
大きく打順を変え、１番は小幡、近本は３番に入った。
試合開始同時にヒットで出塁してくれるの、ほんといいなって思ってたし、それ昨日も書いたばっかりなんだけど、ボーアとサンズの不調により、大きく打順を変更する必要に迫られた。
でもね、サンズは、４日に死球を受けた左手をアイシングする姿も見られ、万全でないのなら休ませてほしかった。高山がいるじゃないか。

青柳は６回１失点。
低め低めに投げて、投手戦になっても負けずに粘って投げてくれた。
ただ欲を言えば、四球出しても笑っててほしかった。
前なら笑ってた。
打線も青柳さんがヘラヘラ投げられるように援護頼む。（ヘラヘラは余計）

桑原にはちょっと気の毒なマウンドとなった。
しっかり左並べた打線に青柳さんのあと。
カープ打線が打ちやすいと思っても仕方ないし、なんでベンチもそんな優しい継投しちゃうんだろな。
能見さんと桑原の順番が違う。

代打原口の、不思議ナックル打球？なラッキーな同点タイムリーもあったけど、しっかり打って得点したというのは、８回から途中出場していた熊谷の延長１０回の勝ち越しタイムリーヒットのみ。
ヒーローインタビューは熊谷だったし、勝ち投手は藤浪のはずだったんだけどなぁ。
ま、それまでもらったような点ばかりだったから仕方ないか。
野手使い切って延長１０回総力戦？
いや、ただ使い方まずいだけだから、これ宿題な！

藤浪は９球で三者凡退。しびれた。

［今日のボーア］

２０打席ぶりのヒット！
嬉しい！
けどな、欲しいのはホームランなんやー！

〈10/5 阪神 6-1 巨人（甲子園）〉

勝：高橋
敗：桜井

やったぞ巨人戦５割！（このカード）

桜井のピッチングを、巨人投手コーチの宮本は、「今年一番と言っていいぐらいの出来」と絶賛。
しかし終わってみれば、その評価もあの「１本」でガラリと変わった。

岡本の２４号に並ぶ、大山の２ランホームラン！
ゆったりした構えからトップスピードで出てくるバット。打った瞬間いったと思わせるすごいスイングだった。
２ボールからの大きなアーチ。
２３号のときと同じように岡本の前をしっかりした足取りで走って通り過ぎる。

先の桜井の評価が変わったのは、このホームランだ。
他の誰かに打たれたとしても、大山にだけは打たれてはならなかった。
そして一方、岡本だけには打たせなかった、遥人のピッチングの勝ちだ。

この日、大山は４番だった。
サンズとボーアがあまりに調子悪く、スタメンを外れた。
大山がホームランの数を伸ばすには、大山の前後のバッターの調子はかなり重要。
その答えがスタメンを外れることだっていうのはあまりに寂しく複雑なのだが、チームとして大山のアシストは最大限にやってな。

大山が例によってまた、“ホームランキング案件はＮＧ″のようなので、このへんにしとくが、バックスクリーン賞だ。１００万円もらえるね(笑)

んで！遥人！
中５日での登板で、力感も意識して変えたと言い、速球を投げずとも変化球を主体に見せることで、三振の数を積み上げていった。
１４奪三振。すごかったね。
巨人打線は今日の遥人がいつもとあまりに違うので打ちあぐねたまま。
遥人のストレートは通用しなくなったのか…？９月に入ってからはそんな不安もあったし、今までと同じように投げて打たれるのは見たくなかったので、今日のピッチングは本当に嬉しい。
１３６キロのストレートで空振り三振、たまにはこんなのも痛快じゃない？(笑)

お立ち台では、
「自分でもよくわからないですけど、うまくリードしてもらってまぁ、カーブとか使って、なんかいい感じに抑えられました。」

「なんか」「いい感じ」…(笑)
たまらん！癒される！くぅー！
遥人ナイスピッチ！そしてナイスバッティング！
プロ初完投ありがとう！

で！こればかりは！今日ばかりは！言わせてほしい。
今日バッテリーを組んだ坂本のリードが良かった。
前回９月２２日、坂本が遥人と組んだときには、遥人を勝ち投手にすることができなかった。
テンポが合わなかったのかなんなのか、打たれると、やっぱりキャッチャーの責任になってしまう。
んなもん、ピッチャーの責任じゃ！って言いたいけど、リードで変わったことが今日みたいに証明されると、やっぱりキャッチャーに責任ないわけはないわな。

（…と、この日記を書いている最中にも、坂本のリードをお褒めいただく記事を読み漁ってしまい、一向に前に進まない）

そして、お立ち台に一緒に上がった近本！
１０月入ってから毎日打ってる。
先頭バッターとして出塁してくれると、なんか、いい感じ！(笑)

［今日のボーア］

レフトは高山、ファーストは原口。
出番に飢えた二人が結果を出した。
健全なチームの姿だ。
あと１日早くても良かったよなー！

ボーア、サンズも頑張れー！

〈10/4 阪神 1-7 巨人（甲子園）〉

勝：大江
敗：秋山

甲子園での秋山-原口バッテリー。
二人が並んで甲子園のお立ち台に立つ―
それがこんなに難しいなんてな。

３度の満塁。
手に入れたのは、押し出し四球の１点のみ。
ざっと１３残塁。

こんなんはサクッと出来るんです。
わざとじゃないのに。

明日も巨人戦でよかったと思ってるよ。
２勝２敗にすっど。

横山おかえり！

［今日のボーア］

サンズと二人そろって調子悪い・・なんでや！

〈10/3 阪神 4-7 巨人（甲子園）〉

勝：畠
敗：ガンケル

９回裏　神0-7巨
というスコアが虚しい。
もう寝よう。（デーゲームだけど）
先頭は、大山か…頑張ってな…

！！

少し風向きの変わったライトスタンドの方向へ！ギーッ！網ー！！
あと何センチ！？網ーー！！
しかし明日にはつながるいいヒットだ。

このあとボーア四球。梅野は三振だったが、一死１，２塁で代打の高山だ。
この高山が昨日に続く２ベースで、大山生還！
大山と、高山が打って、点になった！
めちゃめちゃいい試合だった。
（いや終わってないから）

代打原口だったが、三振に倒れ２アウト。
原口でダメなら、まぁダメだな。
いいものを見た。やっぱ寝よう…

…ところが、試合はまだ終わってはいなかった。

打順は１番近本。
長い打席だった。
あとアウト一つ、いや、ストライク一つで巨人は勝てるのだ。だが、近本はそれをさせなかった。実に１４球。
静から動へ、近本の身体は何かから解き放されたように弾かれたようにクルリと回って、次の瞬間にはボールは、タイガースファンの待つライトスタンドのフェンスを越えていた。
近本の３ランホームラン！
前日、左肘に死球を受けた影響など全く感じさせない近本のフルスイング。
１００安打目は、大きなホームランだったが、近本の顔に笑みはなかった。
いいぞ近本。１０１安打目は、決勝点になるといいな。

でさぁ。
「デラロサ」と「ナカガワ」って聞き間違えるかね。
巨人のブルペンの伝達ミスだっていうけれど、３ランのあと勢いづいたはずが、水差された気がしてならない。
あんなのなきゃ勝ってたね。ふん。

［今日のボーア］

自分が要求したリクエストが失敗に終わって、しょげて首振ってた。

〈10/2 阪神 4-1 巨人（甲子園）〉

勝：西勇
Ｓ：スアレス
敗：今村

優勝目前の巨人相手にたかが一勝したぐらいで喜んでんじゃねーよ！今までどんだけ負けて嫌な思いしてきたってんだこの単細胞！

はい。嬉しい。はい。（単細胞）

今まで嫌なことは、されてばっかりで、やったことなど覚えがない。
阪神ちゃん、育ちがいいんだろう。
だけど、嫌がらせをする楽しみを知ってしまった。
嫌がらせ最高！ってゲーム。

まずは西。
巨人打線、手も足も出ないの！
左右と奥行き、ストライクゾーンを目一杯使って、梅野のリードに西も共感してそこに投げ込んでいく。多彩な投球に巨人打線は何も出来ず。
この嫌がらせは８回まで続く。たまらんなぁ(笑)

攻撃での嫌がらせは、近本の二度のセーフティバントが、痛快だった。
同じことやられて、しかも二度目は焦ったサード岡本の悪送球。
近本は肘に受けたデッドボールの影響で振れなかっただけなのかもしれないけど、それにしたってタダでは転ばない近本が頼もしい。
肘、大丈夫かな。「イタッ!!」の声が聞こえた。

さらには、２年目小幡の変態打ち含むプロ初の猛打賞。
そしてここにきて俄然調子を上げてきた糸井のタイムリー。
パッと見では気を抜けない打線になって、嫌だったろう。（パッと見）

で！で！何より大山だ。
２回裏、先頭は大山。
その一球目を、打った瞬間それとわかる特大のホームラン！
「岡本の前を走る大山を映す」カメラ。
関西弁で言う「やらしい」アングルだ。
あぁ気持ちいい…(笑)
今までやられっぱなしで、嫌な思いしかしていないタイガースファンに、唯一と言っていい、最後のプライドが、ホームラン王争いをする大山なのだ。
まだ追いついたわけじゃないし、相手は振ったら入る東京ドームを本拠にして、こっちの分が悪いのは百も承知だけれど、でっかい甲子園で、岡本の目の前で打ったホームランには、とてつもないやったった感がある。
ぶっちゃけると私は岡本が嫌いではないし、彼は元々タイガースファンだったのだからなんなら勝手に小さな仲間意識まであるけれど、それを差し引いても気持ちいい(笑)

最後は、スアレス。
２番から始まる嫌な打順ではあったけど、今日は嫌がらせの日。
３人でピシャッと抑えて、
…あぁ…カッコいい…（そこは気持ちいいちゃうんか）
１９セーブは、リーグナンバーワン。
もっと勝ち試合増やして、スアレスにタイトルとってもらう。

ああ！あと今日の守備ではエラーなかったよね。
これも嫌がらせのひとつ。当たり前か(笑)

［今日のボーア］

頑張れー！
サンズ頑張れー！

〈10/1 阪神 2-0 中日（甲子園）〉

勝：岩田
Ｓ：スアレス
敗：ロドリゲス

スアレスが、岩田にウイニングボールを渡す。
岩田は両手で、そのボールを受け取った。
スアレスは岩田の肩をポンポンと叩き、「オメデトウ」と言ったように見えた。
スタンドにお辞儀する列で、岩田はもらったボールを見て、そして手で丁寧に土を拭った。
何度もボールを見る岩田。マスクをしていたのに、嬉しそうな表情が見えた気がする。

先発岩田の、今季初勝利。昨年７月５日以来の勝利だ。
岩田が勝つと、胸がいっぱいになる。嬉しいだけの感情じゃなくて、なんていうかこう、自分も頑張らなきゃっていうか。

４回表先頭大島に打たれるまで、岩田は誰にも出塁させなかった。
このあと出てくるリリーフ陣のような剛速球はないけれど、梅野の出すサイン通りに、バチバチと投げ込んだ。
テンポもよくて、ドラゴンズ打線はまんまと岩田のペースにはまった。

ピンチらしいものはそれほどなかったのだけど、あえて言うならショート小幡のエラーがあった５回ぐらいか。
あとはスタミナだけの問題だった。
６回２／３、４安打無四球無失点。
いやいや十分過ぎた。

さぁ、点を取ろう、点を。

６回裏、先頭近本のヒットから、盗塁成功、相手の野選も絡み、ワイルドピッチで欲しかった１点をとったが、いや、点の取り方よ。
まぁいい。近本の足でとったことにする。だいたい合ってる。

梅野！
ホームラン引っ提げて帰ってくるとは！
タイプも違うクセのあるピッチャー４人の継投を支え、ちゃんと打っての得点ありがとう！
なんせ両チーム４安打ずつの寒いゲーム。
マジでひどくない！？
岩田には勝ちがついたけど、ロドリゲスだって全然勝ち投手になってもおかしくなかったぞ…！

そして「８回の男」藤浪。
１６０キロのストレートが５球。
そのたびにスタンドからはどよめきが起き、３つ目のアウトをフォークで空振り三振にとると、放送席の中田良弘さんが「球場に来て良かったね」と笑った。
中田さんのこの言葉こそが、今日の藤浪評だ。
たった１イニングでもそう思わせるのに十分な圧巻のピッチングだった。
セカンド北條の好プレーがあったのも、嬉しい上乗せ。

そして９回を締めるスアレスもまた負けじと１６０キロで押した。
最後は、アルモンテの三遊間を抜けたと思った当たりに、小幡が横っ飛びの好捕。
深いところだったが踏ん張って強い送球をファーストのボーアに送り、ゲームセット！
失敗を取り返す、ナイスプレーだった。

カード勝ち越しで、さぁて…巨人…戦やな。

い、いったれー！！（震えながら）

歳内！ＮＰＢ復帰の初勝利おめでとう！すごいよ！ほんとに！

［今日のボーア］

最後の小幡のファインプレーに拍手したボーアちゃん、マジでいいやつ。あのボールしっかり受け取ってくれてありがとう！（激甘）

〈9/30 阪神 0-9 中日（甲子園）〉

勝：大野雄
敗：青柳

２安打完封負け

…と聞くと、もうどうしようもない脱力感に襲われます。
逆に、脱力感が欲しければ２安打完封負けさえあれば満たされます。

「２安打」と「完封負け」━
この絶妙な組み合わせとその配合には、焼肉には白ごはん大盛り、ぐらいの神コラボを感じます。
９失点というタレもたっぷりです。

昨年９月、大野雄大はナゴヤドームでタイガース相手にノーヒットノーランを達成しました。

ノーノーなら、負けたってまだスカッとするんですよ。
なんなら相手を称賛することで、ギリギリの自尊心を保てます。

２安打完封負け

長い夜になりましたね。
ではみなさま、また明日zzz

［今日のボーア］

チーム半分の安打数はボーアのバットから！

〈9/29 阪神 7-3 中日（甲子園）〉

勝：高橋
敗：勝野

この日、梅野がファームで実戦復帰。
３打数３安打１打点という好成績だったようだけど、梅野にしてみれば、しっかりバットを振れるとわかったことが一番嬉しかったのでは。
矢野監督は早速３０日から一軍に合流させると言ってる。もうほんと緊急事態だからすごい助かる。
ってことは原口と坂本…なんだけど、二人とも活躍したの、これからどうしようか(笑)
原口は、４回裏、二死満塁からの逆転のタイムリーヒット。
高橋遥人の苦しいピッチングに根気よく付き合った。
坂本は、７回からのリリーフ陣を支えた。
そして、８回裏の追加点。
スアレスにセーブがつかん(笑)

しかし遥人、今日はたまたま勝ち投手になったけど、ずっとここのところよくない。躍動感あるピッチングが見たいのに、置きにいくピッチングが目立った。
次も今日みたいに援護あるわけじゃないから、自分でしっかり立て直そうな（鬼）

そんな遥人に勝ちをつけてくれたのが、糸井。
綺麗なバックスクリーンへの勝ち越しの２ランホームラン。
やっとだ。糸井、これが今季２号。
糸井の打球がフェンスを越えなくなって、見てる方としても辛かったのだ。

あと、糸井と一緒にホームランでお立ち台に上がった大山。大山のコメントが最近だいぶ好きだ。
糸井が隣で大きな声で「ナイスバッティン！」って言うからものすごく笑ってたのに、ホームランダービーの先頭をいく岡本の名前が出てその話題になると、途端に口数を減らす。余計なことは一切言わないから、余計なこと聞くな、っていう意思表示が、急にすごい。
このあたりが大山のいいところだと思ってる。
相手があることだからね。その相手に対するリスペクトも見える。
こうなると、シーズンが終わってからのコメントがますます聞きたくなる。もちろん、大山がホームランキングの立場で。

それから８回表に投げた藤浪。
大きな拍手の中、リリーフカーに乗って登場。
今回の緊急事態がなければ、こんな光景はなかった。
藤浪は、先頭バッターに四球を出してしまい、二人目も２ボールとコントロールが定まらず、でもスタンドからは頑張れ！の合図の拍手。
コロナのない頃だと、大きなため息やヤジが聞こえてきてたのにな。
コロナが終わってもあの拍手がいいなぁ。
あの２ボールのとき、すぐにマウンドの藤浪のところへ走って声をかけた坂本、今日イチバンのナイスプレーだった。
三つのアウトが全部、代わったばかりのセカンド植田海のところだったというのはちょっと面白かった。海くんも大変やな(笑)

藤浪が笑ってベンチに戻る。
「死ぬほど緊張した」というマウンドから、無失点で降りてきた安堵の笑顔だ。
先発投手の勝ちがかかった場面の大変さを経験したという、藤浪自身の言葉がまた、嬉しい。
とんでもないきっかけで、リリーフに回ることになったけど、この甲子園でのリリーフ登板で掴んだんだって、のちに藤浪の口から聞きたいと思う。
プロ初ホールドおめでとう。

同級生北條もチャンスメイクで今日の勝利に貢献。
近本の足やっぱ速い！毎日惚れ惚れ。

ナイスゲーム！

［今日のボーア］

エラーは良くないけど、エラーしたときのあの気まずそうな顔がまた好きだわー！(笑)

〈9/27 ヤクルト 3-9 阪神（神宮）〉

勝：秋山
敗：吉田大喜

なんで吉田大喜って「吉田大」っていう表記じゃないんかなーって不思議に思い、選手名鑑見たらスワローズには「吉田大成」っていう選手がいるんだね。
なるほどー！納得。

さて。
秋山原口バッテリーで挑んだゲーム。
梅野離脱中。その間基本的には坂本が代わりを務めているのだけど、いいよね。巡り合わせというか、やっぱりこの二人の組み合わせにはドラマがあって夢がある。

秋山は、初回こそどうなるかと思ったけど、立て直してコントロールが決まりだした。

勝ち越し許してもすぐ、２回表には先頭原口が同点のホームラン。
さらに７回には、一死満塁から２点タイムリーヒットで、リードだけでなく打撃でも援護した。
二人の甲子園のお立ち台はもうすぐそこまできてる。

秋山にはあと、１，２イニング投げてほしいなって思ってたけど、エドワーズと藤浪のピッチングがそんな未練をバッサリと切ってくれた。
二人が本当によかった。
とくにやっぱりどうしたって藤浪だ。
１イニング良かったぐらいで復活うんぬんは早いって思うけど、本当にいい顔して投げてたし、なんせ、ほら、チーム状況はアレだからさ。アレって便利なコトバ(笑)

そして、今日のサンズ。
４回裏、二死２塁からのファインプレーにはまいった。
エスコバーの打球は、レフトのサンズの前に落ちると思って見てたら、サンズが飛んだ。
どの時点で飛ぶって決めたのかな。最初から捕るつもりで走ったのかな。
後ろに逸らしたらまた同点に追いつかれて、それも秋山のピッチングにまで影響することは簡単に想像できる。（悪い妄想ならお手のもの）
サンズのあのプレーはタイガースに流れを呼ぶプレーだった。
サンズのファインプレーってときどきある。それもバクチのようなチャレンジじゃないの。サンズの中では堅実に見えているのかもしれないな。

サンズは打つ方でも猛打賞の活躍。
昨日みたいなセーフティバントなんかもうやらないね(笑)

あと、ファインプレーと４安打という固め打ちしてしまう近本が、また面白かった(笑)
打席、６度も回ってきて、近本が先頭に入る意味めちゃめちゃある。
初回の近本の二盗成功は、バントのサイン出さなかった矢野監督のファインプレーでもある(笑)

そして、小幡がいいよなー！
足速いのも魅力。
ショートの守備もうまい。
これ、木浪、ドキドキなんじゃなかろか。
木浪戻ってきたら、ショートのポジション争いが楽しみ。

雨の３日間。現地行かれたタイガースファンには酷なカードとなったけど、攻守にいいプレーが出て、最後にひとつ勝てて、よかった。

［今日のボーア］

久々のエアハイタッチの列。
糸井がまた妙なリアクションして通り過ぎたと思ったら、その後ろで糸井のマネしてる(笑)

大好きな甲子園に帰ってきたらまた打っておくれよな！

〈9/26 ヤクルト 2-1 阪神（神宮）〉

勝：スアレス
Ｓ：石山
敗：藤浪

ガンケルが来日初登板以来の先発のマウンド。
初回。
先頭　坂口　デッドボール
２番　青木　２ベース
３番　山田　フォアボール

で、４番村上ですよ。
よく、この回１点で収まったと思うんだ。
ガンケル、いけるんちゃうか―
ほんの少しの、それがまぐれでも、今の私ならなんだって希望に見える。
朝見た今日の星占いが１位だった。（確固たる根拠）

この日、１番近本と、２番セカンドでスタメンに入った北條の連打が得点に繋がった。
それも、３回に同点に追いつけたのだから、あとはガンケルが粘って投げてくれることと、打線。打線…；

結果的にこの日はこの１点のみだったことがすべて。
やっぱり歯がゆいゲームとなってしまった。
星占い…ｻﾗｻﾗｻﾗｻﾗ…

６回の、サンズがセーフティバントを試みた場面。
悲しかったなぁ。
無死１塁の場面は、バント失敗でサンズが１塁に残って、次の大山は６－４－３のダブルプレーに。これ以下はない最悪な結果となった。
サンズは必死だった。自分の調子も下がってきている自覚があるんだろう。
だけど、あのプレーこそが今のタイガースの象徴だ。
みんなやる気がないんじゃない。
だけど自分の立場もやるべきことも見失っている。
監督の考えがわからないからでは？
監督自身がブレているからでは？
負けているのに守り勝つ野球なんてできないはずなのに、バントで１点をとりにいく。最近こんな光景ばかり見てきたから。

大量選手の入れ替わりの動揺が、ベンチに充満している。
矢野監督には、審判にかみつく前に冷静になってほしい。

藤浪が２イニングの中継ぎ登板。
村上に一発浴びたものの、緊急事態の中で飄々と投げる１９番の背中は頼もしかった。
藤浪には今のチーム状況も何も関係ない。自分のことをやるだけだからね。

「オレがヤル」。
今こそ、誰だってそのチャンスがあるはず。
しかも消化試合でなく。
矢野監督も思い出して！

ひとつ勝って、甲子園に帰ろう。

［今日のボーア］

いつもずっとニコニコ。
今日も穏やかな笑顔。
癒される。。