〈3/26 ヤクルト 3-4 阪神(神宮)〉
勝:加治屋
S:スアレス
敗:清水
『プロ野球開幕』―
こんなパワーワード、他にある?
未だコロナウイルスの感染拡大が収まらず、不安なことも多いし、福留さんや能見さんがチームを去っていってしまって、虚無感すら感じてたこともあったのに、アイツが!!『プロ野球開幕』っていうやつが!!
所詮わたしは『プロ野球開幕』には勝てない女。(何と戦って)
なので、こうして喜々としてパソコンに向かっています。
143試合、プロ野球と阪神タイガースを最後まで楽しめる世界でありますように。
今年もよろしくお願いします。
さぁいこう!
2021年のタイガースの開幕投手は藤浪。
開幕が嬉しい理由には、藤浪のせいもあると思う。(せい)
初回、藤浪が振りかぶった瞬間にはテレビの前で涙ぐんだぐらい。
矢野監督から開幕投手に指名されたのを聞いて
「そうよ阪神のエースは藤浪よ」という私と、
「まだ早いんじゃないか」という私がいて、
どっちに転ぶのかなんてドキドキしてたけど、私が浅はかだったことがまた露呈してしまった。
藤浪は、どっちかひとつになんか収まらない男なのだった。
5イニングのピッチングには、ズバズバ最高のボールを投げるかと思えば、すっぽ抜けや引っ掛かって苦労したりする場面が交錯していた。
与えた四球は5つ。味方のエラーで足を引っ張られながら(今年も)、なのに勝ち越しは許さなかった。
なぜかこれでいい気がしてる。
山田哲人の頭上とんでもないところへ抜けたのも、梅野がありえない反応で飛んで捕ってくれる(あれスーパープレーだと思う)の見られるし、福原ピッチングコーチが大きなお腹揺らして出てくるのも面白いし、要するに周りが全部なんとかすればいいから、藤浪にはただ思い切り投げててほしい。
そう、その「周り」の中心に、4番大山がいる。
一時は藤浪に勝ちをつけるタイムリーヒット。
開幕戦で4番が打つっていうの、ものすごく大事。
そして、そしてそして!
佐藤輝明!佐藤輝明ぃーー!
ルーキーの存在がこんなにもワクワクさせてくれたことってかつてあっただろうか。
モノが違う、次元が違う、もしかして入ったチームが違う!?
なんやろな、キャンプ中からずっとわしビビッてるもん(笑)
犠飛はきっちり決めて打点あげて、堂々の風格、背番号8…ふ!!
外野守備でスベって転んであえてスキを見せるなどというあざとい芸当も使う、佐藤輝明、恐ろしい子!
恐ろしいのがもう一人!サンズ!
今年も打つんか!そんなに打点が好きか!
ホームラン2本は、藤浪もチームも救った。サンズありがとうー!!
7回からの継投と守備はビックリしたよね。
岩貞がピシャリと6回を抑えて、加治屋いくかなーってとこぐらいは想像してたんだけど、ドラ8の石井大智ときたもんだ。セカンドの守備にはこちらもルーキーの中野。
…あまりにもドリーミーだ。
悪くない、、悪くない、、、(唱えてみる)
いや、ほんと、打たれたとはいえ石井大智のピッチングは、迫力あったし次も見たいと思うものだったから、いいよ、いいけどな、わしは開幕戦ぐらいは、普通ーーーにして、勝ってほしかったんじゃー!
しかしもう開幕戦は終わってしまった。
結果はどうだ?…面白かった(笑)
今年もまた、このチームに振り回される日々が始まった(実感)。
中野!佐藤より早いプロ初ヒットおめでとう!ドラフト順位なんてプロ入っちゃえば関係ないからね、どんどんやっちゃえ!
加治屋!ようこそ阪神タイガースへ!ものすごい頼りにしてる!
[今日のマルテ]
「またね」って言ってそれっきりになってしまうことって、悲しいかな、ある、じゃないですか。
昨シーズン終わりにここでマルテに「来年もいてな!」って書いたんですけど、本当に今年もマルテいて、嬉しさ噛みしめてます。
開幕スタメンにマルテの名前。うはっ。
また明日!