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試合もビンゴも…

球団から、中田賢一の現役引退が発表された。
ナゴドで投げる中日時代の中田っていうとめちゃめちゃ手強くて、手も足も出なかった想い出しかない。
タイガースで過ごした2年間では、一軍登板がほとんどなかったが、ファームの選手にもいい手本となってくれていたと聞く。
ありがとう。おつかれさまでした。

〈9/28 阪神 0-2 広島(甲子園)〉

勝:床田
S:栗林
敗:秋山

佐藤輝明のノーヒットが続く。
今まであえて書いてこなかったけど、今日でとうとう2リーグ制以降の連続打席無安打の野手最長「53」という記録に並んだのだそうだ。
ここまできたら新記録作ってもいいのではないかと思えてきたから、書くことにする。
長嶋さん以来63年ぶりの新人1戦3本塁打という快挙もあれば、無安打ワースト記録もあるっていうのも、振り幅が大きくなればなるほど、今は考えも及ばないような大きな選手になるような予感すらして、悪くない気がしてきたのだ。
ハイリハイリフレハイリホ~(大きくなれよ)

さて…

サンテレビがこんなビンゴゲームをやっていた。
(もちろんやった。)
応援するチームをタイガースかカープか決めて参加すると、ランダムにビンゴカードが配付されて、カードにあるプレーが実際の試合で出て並ぶとビンゴ。


私のはこんなんだったんですが。
緑の攻撃マスのプレーが出ないのなんのって。


終わってみたらこんな感じ。
攻撃マスの「1イニング5得点以上」とか「満塁HR」、「3者連続ヒット」なんてどうやったら出るんか。

2安打で。

でも、ビンゴゲームと試合をリンクさせたこのゲームめちゃ面白くて、「2者連続フォアボールから盗塁成功させて、知らんうちに満塁なってホームラン打ってくれ!」とか、とにかくマス目通りに試合を運んでくれるようにスマホ握りしめて試合見てたのだけど、途中で気付いた。

2安打では無理。

でもまたやろな!
次は「無援護」も入れといて!(高確率)

[今日のマルテ]

エラーしちゃいました。
守備マスに「エラー」はなかったのに。。

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爪痕残した東京ドーム!

〈9/26 巨人 3-4 阪神(東京ドーム)〉

勝:ガンケル
S:スアレス
敗:山口

前回19日の巨人戦では、2回7失点という結果だったガンケル。
さぞかしプライドも傷ついただろうと思うのだけど、この日の試合前のコメントにガンケルらしさが出ていた。

「今日は自身のリベンジではなく、チームの勝利のために投げていきたい。
残り試合も前半戦のようなピッチングをしていきたい」

リベンジに燃えてエゴを通すような選手ではないのだ。
献身的なガンケルの姿勢に胸が熱くなる。
ガンケル自身のためにももっとたくさん勝ってほしいし、長くタイガースにいてほしいなという思いもどんどん強くなっていく。
矢野監督が厳しいと思っていた今日の登板も、金村コーチと福原コーチの助言で決まったというから、ちゃんと見てくれているコーチがいたことも幸運だった。
ただ先発事情が厳しいというだけでもないのだね?(確認)

ガンケルはコメント通り、前半戦のようなピッチングをしてくれた。
ゴロアウトを量産し安定していた。
ぶっちゃけると、初回の先頭吉川に簡単にヒットを許してしまったところで不安はあったのだけど、松原、坂本、岡本の3人全員が内野ゴロ…不安は払拭されたどころか笑ってしまった。
6回裏、松原にHRを打たれるが、ソロならOK。1失点に収めて、この日の役目を終えた。
グラウンドの真ん中で、何にも動じることなく自分のピッチングに専念してくれる投手がいるというのは、大きな安心感をもたらしてくれる。あの背中を見て守る選手にもモチベーションになるだろう。

2回裏、2ベースで出塁した丸が二三本間で挟まりアウトに。
流れを完全に切ったようにも見えるアウトだったからラッキーだった。

3回表、大山に一発が出た。
二死走者なし。山口、なんであんな簡単に投げたの?
甘いド真ん中。
大山が仕留めたときレフトの亀井は一歩も動かず。いや、もう投げた瞬間から亀井だってわかってたかもしれない。
大山のバットから放たれた打球は、「キリン一番搾り」の看板を直撃する特大弾。
大山は100万円と一番搾り1年分をもらえるらしい。それでビールかけしたいわ(笑)
チーム最多の虎の金メダルを獲得する大山は、一息ついたらそのメダルをお道具箱へ。メダルはもらった本人がしまいにいかなあかんシステム(笑)

そして、5回表!
3四球で満塁となって糸井。
2アウトだった。
1球見てもよかったが糸井は初球を振った。強烈な打球は一塁線を抜け、満塁だった走者は一人残らずいなくなった。
準備の賜物。ヒーローインタビューでは笑いを誘う糸井だが「爪痕残したろうと思って」の言葉は、本意だ。

岩崎は3点のリードを1点差リードに減らしてから、スアレスへ繋ぐ。岩崎、わざとやってない?(笑)
そしてそのスアレスは、ガンガン梅野のミットめがけて投げ込んであっさり試合を締めた。
最初からスアレスに不調なんかなかったんや!(笑)

負けなかった巨人戦。
しかしまだ追う立場には変わらない。
1日休んだらまた走ろう。

[今日のマルテ]

9回表。
フォロースルーだけ見たらホームランやけどなー!

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快投ハルトの完封勝利!

優勝を決めた2軍は、甲子園でのデーゲーム。
今季限りで引退する俊介の引退セレモニーと、桑原のラスト登板があった。
暑いほどのいいお天気に恵まれ、なにより、ファンが観に行けたというのは良かった。
俊介!桑原!おつかれさまでした。

〈9/25 巨人 0-3 阪神(東京ドーム)〉

勝:高橋
敗:菅野

楽しかった!!遥人!!
150キロ超もあったストレートは低めに伸び、カーブとそれからスライダーが効いてた。
テレビ画面に「三振」の赤い文字がどんどん増えてく。
あの坂本勇人が遥人のスライダーに空振り三振し体勢を崩され尻もちをつくなんてどういうことだろうか。
打席に入った菅野は、見逃し三振して笑っていた。あれは無理だと。

堂々と投げているようでいて、1球ごとに帽子を触って、丸めた手の中に息を吹き、顔を触って、あ、また帽子とった…こんな感じでソワソワと落ち着かない。
表情だってデフォルト不安げだから、投球内容とギャップ在り過ぎて、なんだか色々迷う。

8回まで2安打。セカンドすら踏ませなかった遥人。
まぁ、対菅野に対するタイガースの打線もたいがい。
そんな中訪れた、7回糸原の先制ソロアーチ。
これは嬉しいやろ!と思ってベンチの遥人が映し出されるわけだが、全く何も変わらない。
遥人さん…? 勝利投手の権利が生まれたんですよ…?
そういえば糸原は遥人のときはなぜか援護してくれるね。18日の中日戦では一緒にお立ち台に上がってた。

そして打の方でも遥人。
8回表、レフトへのヒットで出塁。(菅野から奪ったようやくの4本目のヒットが遥人のだったなんて、それはええのか)
ここで菅野大好き近本がこの日2本目のヒット。ええ!
そして、前夜サヨナラ負けを防いだ中野が、タイムリー2ベース!
3塁まで進んでいた遥人は楽々生還。0-3!
遥人から始まる3連打で菅野を降ろした。

一番ワクワクしたのが、9回表のタイガース攻撃中に、遥人がキャッチボールを始めたところ。
完封チャレンジするんだと!
そして一番ドキドキすることになったのが、この完封チャレンジ…の一死満塁という大ピンチ(笑)

結構な感情の揺さぶられ方をして、トドメはヒーローインタビュー。

「1点もあげないで完封したかったんで」
「先に先制点を絶対にあげないぞと思って投げてたんで」

プロの野球選手が「点をあげない」っ?「点をやらない」じゃなくて?
「あげないぞ」。
かーーーあいい!!(//∇//)
チョコレートかマシュマロかそういうのと同列の、点。

これがプロ最多投球128球、13の三振を奪い、プロ初完封勝利を伝統の一戦でやってのけた男の記録だ。
申し訳ない。(笑)

[今日のマルテ]

丸のお尻のポケットが出ているのを直してあげるファーストのマルテ。マルのよしみか。

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坂本誠志郎が吠えたゲーム

2軍がウエスタンリーグ優勝を決めた。
この日記を書き始めたちょうど今、サンテレビ公式YouTubeで平田勝男2軍監督の優勝インタビューの様子がアップされたので、また寄り道してしまった。
平田さんの愛情にあふれたお話、本当に好きだ。

〈9/24 巨人 6-6 阪神(東京ドーム)〉

先発は西勇輝。
1回と3回の計3点先取したことで油断したとは思わないが、取られ方が悪すぎた。
3回裏、岡本の3ランと丸の2ランで一挙に逆転を許す。
寝違えによる抹消から最短10日での復帰戦。
今季最短3回8安打5失点という内容だった。
矢野監督は、4回裏の守備からバッテリーごと交代させた。
西の状態、梅野の心境、、、立ち直ってくれな。

さぁて(ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ)
坂本誠志郎の出番だ。
打たなきゃならないし、守らなきゃならない。
出来るやろうか…(それでもファンか)
特に打つ方…(ほんまにファンか)

5回、先頭で回ってきてしまった。
しかし心配する間もなく、坂本は初球を打ち返しヒットにした。
ウォォーー!ステージクリア!

そして夢のような光景はこのあと。
マルテがでっかいホームランをぶっ放したのだ。
坂本が1塁からぐるりと回ってホームに還ってくる。
ホームでマルテを出迎え、あとついてベンチの前でラパンパラ!
1点差に迫った。

たくさん残ってしまったイニング、リリーフ陣もよく耐えてくれた。
自作自演の馬場ガッツもありながら(笑)

9回表、サンズのタイムリーで同点に追いつく。
で、裏はスアレスなのだが、セーブシチュエーションでないとはいえ昨日のこともあるし気合入れて臨んでくれたはず。
しかし、やや不安定。

一死満塁、6番・丸。
内野はサヨナラ阻止の布陣で構えた。
丸の打球は前進守備の三遊間抜けそうな当たり、そこへ中野の横っ飛び、捕球したと同時に立ち上がってすぐさまホームへ。
一塁側へ逸れた難しいハーフバウンド、キャッチャー坂本は、身体を伸ばして止めた。ボールはキャッチャーミットになんとか収まっていた。…足は、足…ついてる!足伸ばして、ホームベースにくっきりと、ついてる!!足ーー!!
中野の超のつくスーパープレー!
ヒーローは中野!いや、中野with誠志郎と言っておく。

このあと中田翔の打球もまた中野のところへ吸い寄せられゲームセット。
9回裏、サヨナラの空気が充満した東京ドームで、それをさせなかった。
あのギリギリと胃がよじれるような怖さの中で、守り切ってくれた選手たちはすごい。

そして私は、9回表の打席で渾身のフォアボールをもぎとって二度も吠えた坂本誠志郎をまた見返しながらパソコンを閉じることにする。
目頭が熱い。

[今日のマルテ]

あっ!3番に戻ったね!

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引き分け!

〈9/23 中日 3-3 阪神(バンテリンドーム)〉

佐藤輝明が帰ってきた。
日焼けして真っ黒な顔。頼もしくて、心なしかベンチ全体にもハリが戻ったような。

伊藤将司がナイスピッチ。
7回を被安打2の1失点のみという素晴らしい内容。
大山のタイムリーヒットで勝ち投手の権利も生まれ、笑顔でガッツポーズを見せた。
そう、大山にとっては11試合ぶりの打点。
そして、先制点はマルテのバットから。
ファームから戻ってきた佐藤輝明も、あと少しでホームランといういいスイングがあった。

クローザーのスアレスが打たれてしまったが、こんな日もある。
むしろ、同点でよく踏ん張ってくれたと、スアレスには感謝してるぐらい。

近本と小幡の足を絡めた攻撃が得点になり、中軸が打点をあげ、先発投手に勝ちの権利を一時はつけて、戻ってきたルーキーにも復調を予感させるものがあった。
9回裏だって、中野のファインプレーがあり、ダブルプレーをとった梅野の最後の1塁への剛速球なんか160キロ超えてない?(超えてない。)

トドメは、サンテレビボックス席のかっこいいエンディング。
笑顔いっぱいの映像には、泣かされるかと思った。危ねぇ。

チームは上向き。
いざ、東京ドームへ。

[今日のマルテ]

開かずの金メダル箱が…開いた!
(佐藤輝明のホームラン未遂)
(ここはメダル箱のコーナーじゃない)

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いいプレーもあったけど。

〈9/22 中日 2-1 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:松葉
S:R.マルティネス
敗:青柳

1、2、3番の3人で7出塁。
4、5、6番の3人でタイムリーは1本。

チャンスはある。わりとたっぷり。
中軸が打てん。
しかし、結構長いことこの調子なわけで、「中軸が打てないから」という言い訳はとっくに成り立たっていない。
さぁ、動こう。今なら誰も文句言わないよ。

7回裏。
昨日悔しい降板をした小川がマウンドへ。
2点を追う展開だったとはいえ、このまま後ろへ繋ぎたい重要な場面。
悔しいまま日が経つといつまでも切り替えられないと思うので、昨日の今日で出してもらったというのはありがたい。矢野監督と福原コーチの親心だ。
小川だってこの機会をもらい、感謝の気持ちを持ってマウンドに上がったはずだ。

さぁ一平ちゃん。
先頭バッター高松にフォアボール。

おい一平。。。

福原コーチが、即ブルペンへ電話。
そらそうじゃ。親もやってられんわw
先頭にフォアボールって、一平、あんたそれ昨日もやって、今日もやったら、親心なんかもうないで?そもそもほんまにあったんかどうかも疑わしいのに。(えっ)

一平ちゃんピンチ。
しかし!ここで梅野が高松の盗塁を刺して助けてくれた!梅ちゃんありがとう!!
一平ちゃんが一軍にいられるかどうかっていうぐらい大事な登板でのこの梅野のプレーは大きかった!
またやり直しの機会をもらった小川は、3番大島をショートゴロに。4番ビシエドにはやっとコース決まったストレートで見逃し三振。
ぎゅっと口を結んでベンチに戻る一平ちゃん。
わかるよ、これぐらいじゃあかんって気を引き締めてるんだ。でも嬉しくて笑っちゃうのも我慢してるんだ(笑)

近本が8回裏、福留さんの大飛球をフェンス当たりながらのジャンピングキャッチ!あれはうまかった!

また明日。

[今日のマルテ]

サンテレビのカメラが、ベンチをじろじろ映すのが好き。
今日は、金メダルの入った箱がベンチの最後列でひっくり返りそうになりながらバランス保って置かれてるのを見た。
そして誰もその箱を開けることがなかった。なかった。。

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全員野球!

この季節になると、野球がない日の朝、スマホを見るのが怖い。
『桑原引退』の文字が飛び込んできたのは20日。その日のうちに会見が開かれ、桑原が今季限りで引退することを語った。
2度のトレードでタイガースへやってきた桑原を見出したのは、当時の金本監督。
「あれは打てん」と、「バッター金本」の目線での桑原評には期待でいっぱいになった。
そして2017年。そのとおりになった。
“真っスラ”で打者を手玉にとり、チームに欠かせないセットアッパーになって、最優秀中継ぎ賞というタイトルも獲得した。
それまでの過去9年で一番登板機会の多かったのがルーキーイヤーの30登板。あとは数えるほどしか一軍では投げていないという選手が、こんな風に花開くことがあるんだって、私だけじゃなく、多くの選手やファンが桑原の活躍に希望をもらったはずだ。
桑原、ありがとう。

〈9/21 中日 2-3 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:岩崎
S:スアレス
敗:R.マルティネス

なんとか無失点で粘っていた秋山だったが5回まで。6回から継投に入った。これでいいと思った。

だが、この後を託された小川が一死しかとれず降板。
ベンチでは悔しくて唇かみながら時々首を振ってた。
代打福留が準備する中、マウンドに上がったのは及川だった。

これはいいのか!?
こないだガツーンと打たれて負けたのはこの組み合わせではなかったか!?
でも面白い対戦には違いない。
ちょっとドキドキしながら見てたら、福留さんをセカンドゴロに。
乗り越えた!及川が自分で乗り越えたよ!
が、ここで併殺取り損ねたことで、束の間、次の京田に同点のタイムリーヒットを打たれる。

そして試合は、9回へ。
6回の守備から出場していた島田が先頭の打順。
矢野監督って持ってるんかもしれんな。
島田はセカンドへの内野安打。速い。

そして次は極度の不振に陥っているサンズ。
サンズはこの日も当たりがなかった。
だがサンズのこの打席がめちゃめちゃ良かった。ちょっと泣けるぐらい。
カウントを悪くしても島田が走るのを助け、そして島田はそれに応えた。この盗塁は価値があった。
無死2塁のランナーを、サンズが還せるか…そう思って見ていた8球目。見逃せばボールだったと思う。悪球に窮屈にバットを当てにいった。サンズが右打ちした。島田は3塁へ進み、一死3塁の形が出た。
変な言い方になるが、素晴らしいファーストゴロだった。
チームバッティングに徹したサンズ。ものすごい不格好だったけど、それがまたかっこいい。
ベンチに戻ると「上からこうやって当てたんや!」というジェスチャーをして笑うサンズ。そのジェスチャー、サンテレビの中継で確認できるだけでも4度。「上からこうやってな」「バットこないしてな」「こうやってな上からな」…多ない!?(笑)

そしてこの日スタメンだった木浪が値千金の犠牲フライを決めた。
これも簡単じゃない。
この日は守備の判断ミスがあったり、三度の打席でも凡退。
代打の糸井や原口がいた中で与えられたチャンス。
すごいことだ。

チーム状況は、投打ともに苦しい。
けれど、いつもはベンチで待機しているメンバーがしっかり勝利を運んでくれた。
「全員野球」と声出しをした木浪がヒーローというのは、かなりイケてる。

明日もな!

[今日のマルテ]

2-2同点の8回表。
一死1,2塁で打席が回ってきたマルテは、併殺打に終わった。
悔しくて悔しくてベンチで頭を抱え込むマルテの肩に優しく手を置いた選手がいた。
勝ち投手の権利を得ながらも後続が打たれ勝ち星がなくなった秋山だった。
優しいな秋山。。
あんなポンコツの4番にさ…。

…って誰がポンコツやねん!明日打つわい!

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小さくなって大きく負けた

〈9/19 阪神 1-8 巨人(甲子園)〉

勝:菅野
敗:ガンケル

今季最後の甲子園での阪神-巨人戦。
2週間前の3連戦で2勝1分と悪いイメージはない。
ここで叩いておきたい。

先発はガンケル。
相手は菅野だが、他チームとの戦績を見ていてもそれほど嫌な感じがしない。
タイガースは、順位通り優位に立っていると思って臨んだが…

初回、ランナーを背負っても動じないガンケルは、いつものガンケルだった。

その裏、菅野を得意とする近本が2ベースで出た。
まだ1回。
ベンチは、2番中野にバントの指示。
一死1,3塁で、糸原がタイムリーヒットを打ち、先制はしたがこのあとが続かず1点で終わった。

2回表。
一死2,3塁、8番大城に対して1点をとらせない前進守備。
糸原が追いついていただけになんとかしてほしかったが、これこそが前進守備の怖さでもあり、2失点。
そこから、エラーがあり、ガンケルも3ランと2ランを浴び、7失点。

1点を守ろうとして大量失点したわけだが、この守備よりも、私はその前の攻撃の方が悲しい。
首位はタイガースなのだ。ホーム甲子園で、なぜあんなに守りに入らなくてはならない?
1,2番にリーグ最多の盗塁数を持つ選手を置いているアドバンテージすら感じられないというのは、選手の責任ではない。

「自分たちの野球できなくて残念」と語った矢野監督だったが、「できなくて」ではなく自らその野球を放棄したように思うよ。私が思う矢野野球の理解が合っていれば、の話だけど。
1-0で勝とうなんて、そんなのが見えた時点でこの日の勝敗は決まってた。

ちょっと笑ったのは、原監督が今日は坂本勇人を9回表までしっかり出場させたところぐらい。

はい!
あと29試合!
まだまだこれから。

今日は忘れて寝る!
寝る!!

[今日のマルテ]

8回裏。サードゴロに倒れたマルテ。
ヘルメットをとり、ちゃんと(ちゃんと?)叩きつけたが、バウンドが変わって慌てて捕獲。
カッコ悪くてかわいいw

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ハルトケントのお立ち台!

試合のなかった16日、俊介の引退が発表された。
独りだけの入団会見からタテジマで12年間。
ルーキーイヤーは開幕一軍、自身の誕生日にプロ初本塁打、入団当初はいい意味でたくさん予想を裏切ってくれた。
守備がうまくて、足が速くて、長打が打てて。
ただし外野のポジション争いは激しかった。
既にベテランの年齢となっていた昨年2月。俊介は安芸キャンプにいた。後輩の面倒見が良すぎて、逆に心配になったぐらい。
その頃にはもう肩の状態が良くなかったんだな。
引退会見で真っ赤な目で、花束を受け取った俊介。
お疲れ様でした。タイガースに来てくれてありがとう!

〈9/18 阪神 1-0 中日(甲子園)〉

勝:高橋
S:スアレス
敗:大野雄

復帰戦となった前回、4回6失点で降板した高橋遥人。
…って書いてはみたけどまるで遥人だけが全然あかんかったみたいやんか。書き直す。

復帰戦となった前回、味方の数々のやらかしにより4回6失点で降板することになってしまった高橋遥人。
うん。これでよい。

対するは、大野雄大。
試合前には不安しかなかったこの対戦だったが、(案の定打てなかったが)楽しかった!

ぶっちゃけると、私は大野雄大が好きだ。投げっぷりが楽しくて頼もしい。
今日なんかまさにそれで、対するはバッターのはずが、高橋遥人との対戦を楽しんでいるかのように投げる姿にはやっぱり見入ってしまう。

4回裏、一死1,3塁で5番大山に投げた4球目のストレートがボールの判定となった。
少し膝を落として苦笑いした大野。
だがすぐにボールを受け取り、ここから3球全てストレートを投げ込み、大山をファーストへのファウルフライに詰まらせ、続くロハスも打ち取りこの回、無失点で切り抜けた。
カッケー!腹立つー!(笑)

そしてこちらの高橋遥人には、そういう余裕が一切感じられないのがまた好対照でいい(笑)
余裕ないとは言いつつ、今日の遥人の投球は圧巻だった。
7回95球。無四球で10個の三振。被安打は2の無失点。
抜群にコントロールされた糸を引く遥人のストレートが、梅野のミットに吸い込まれていく。
超気持ちいい!!

味方の援護を待ちながらキャッチボールするときも必死で余裕ないのも、そのくせ打席には「ポニョ」で入るのも、全てが高橋遥人の魅力。たまらん!

そして、打の方は猛打賞で遥人を援護した糸原。
6回裏。
先頭近本がライト前ヒットで出塁。
送りバントの策にきっちり決める2番中野。いやこのバントまたちょっと不満だったけどね、木下の肩と、大野雄大からの1点ということを考えると、仕方ないか。
そしてこの仕方ない送りバントの選択が正しいことを、このあとの糸原が証明してしまう。
引っ張って一塁線抜くタイムリー2ベース!
ピカピカの顔して2塁ベース上からベンチに向かってやったぜ!のガッツポーズ。

あとはブルペンの仕事。打線の仕事は終わったの。(スンッ)

8回の岩崎は走者出すものの関係ないって顔して無失点。

9回のスアレスは無死1、2塁のピンチを作ってしまう。
ここからは3番大島、4番ビシエド、5番福留
…正直オワタ/(^o^)\と思ったけど、大島のバントをスアレスが迷いないサード送球でアウトを取ると、そこからはいつものスアレスだった。

329日ぶりの勝利を掴んだ遥人と、大野雄大から打った糸原がお立ち台に上がった。

遥人が「なんとか試合作ろうと思って投げました…ました…」っていちいち、糸原の顔見て笑ってんのなにっ!?(笑)
夕日が照らす二人のヒーロー。
一人はオドオド、一人はニヤニヤ。
このチーム、個性強すぎ(笑)

日記にメッセージ寄せていただいたかにちゃんさん!ありがとうございます!久しぶりに勝った日記が書けました!

[今日のマルテ]

マルテがあかんかったんじゃなくて大野雄大がすごかったの!

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どこのチームと言わないが

〈9/15 ヤクルト 1-0 阪神(神宮)〉

勝:小川
S:マクガフ
敗:伊藤将

6回1失点好投のルーキーを見殺しにするチームがあるらしい。
なんでもそのチームの攻撃ってのが、1番バッターの4度の打席全てがその回の先頭バッターで、猛打賞の活躍だったそうだ。
先頭が出たらどうなったかって?
その先頭打者は足の速いランナーでな、盗塁…?それはなんだい?よくわかんないな。
ああ、塁上は大いに賑わったらしい。
ただ、そのチームでは不思議なことにホームを踏んじゃいけないらしいんだ。
「チャンスはピンチ」って古くからの言い伝えがあるだろ?
伝統を重んじるチームだからね。みんな従ったのさ。

そうそう、そのチームには「ラパンパラ」という年に数回、祭りがあるそうだ。
首からキラキラしたものをぶら下げてね、老いも若きもこのときばかりは辛いことを忘れて「ヤー!」なんて片手をあげるんだ。

いいチームだろ?

(;ω;)ブワッ

[今日のマルテ]

ところで次の祭りはいつかね?

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