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借金はマイナス1!

って借金基準のカウントやめい。

〈7/29 阪神 6-0 ヤクルト(甲子園)〉

勝:西勇
敗:小川

初回の攻撃は、中野島田の連打で無死1,3塁とすると、近本が先制のタイムリーヒット。
さらには、一走近本、二走島田でダブルスチールを成功させた。
エース小川の立ち上がりに、足の速い選手が揃って出塁し、さらに攻撃を緩めない。
後半戦初戦、相手は首位ヤクルト。ツカミはOKというやつだ。

この初回には、大山の詰まった当たりがセカンドの頭上を越えたり、糸原のゴロの間に追加点をあげたりと運も味方した。

近本の1点で終わらない仕掛けをやってモノにしたことはこの日のゲームを左右するどころか、このあとのペナントレースに必ず繋がる。

先発は西勇輝。
初回の3点もあって、試合は西のものとなった。
7回94球。被安打4、無失点。
勝ち星を消されたり、援護がなかったりと不遇が続いたが、これでようやく7勝6敗の貯金1とした。
1年間のローテーションを守る西の白星の数はチームの順位に直結する。

さぁ、援護カモン!
4回裏、ロドリゲスからタイガースでの初ホームランが飛び出した。
レフトの方向を見てからゆっくりと歩を進めたロドリゲス。
甲子園で放つ一発はさぞかし気持ちよかったのではないかと。
8回のダメ押しタイムリーも効いた。

で、お立ち台なのだが、初めてだった前回とは異なり、めっちゃ笑顔、めっちゃ喋る(笑)
あんなに表情固かったくせに、もう馴染んだのか。はやない!?(笑)
前回も大山の隣に立ったのだよね。
なんか懐いとる(笑)

そう!大山!
8回裏、ピッチャー代わりばなの初球!捉えた瞬間の打球音でもうわかる。
レフトへ高く、大きな放物線!
『夏休みこどもまつり』のゲーム。スタンドで観ていたグローブ持った小さな男の子の目の前へ落ちるところまで完璧すぎた!

そして、北條の誕生日。大山は北條へのお祝いに打ったって、それは言い過ぎ(笑)

北條は、西の代打で登場。
バスターを決め、ナイスバスター!ハッピーバースデー!

「放牧」からの糸井おかえり!

長いプロローグは終わって、本編突入。

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借金ゼロ!5割でタタタターン!

〈7/24 阪神 1-0 DeNA(甲子園)〉

勝:ガンケル
S:岩崎
敗:濱口

4月5日、10試合目にしてようやく初勝利した日の帰り道、
知り合いの虎党が「これで今年14勝はできるな」とドヤ顔で笑う。
確かに10試合にひとつ勝つ割合ならと自虐ネタに私も笑ったが、
ふと、14勝もできるやろかと不安になったり。
つまりそれぐらい悪い状況はこのあとまだまだ続いた。

スタートダッシュで盛大な大コケをやらかし、NPB史上最低勝率という不名誉な記録を塗り替え、セ・リーグ6球団中7位ぐらいのダントツの最下位。

だったが、←うぉー!!過去形ーー!!
まさかの借金完済!!

46勝46敗2分、勝率5割!!
オールスターまでには少しでもいいから借金減らして…と星勘定すら難しかったあの頃からすれば、考えられないことが起こっている。

今日のはただの一勝じゃない。前半戦の大事な締めくくり。
惜しかったねー、ではダメなのだ。
ようやくゼロの地点。
後半戦、と言っても残り試合は半分を切っているから簡単ではないけれど、
それでも夢を見ることの権利は十分に得た。

今日のゲームは、大山の犠牲フライの1点のみという得点だったが、
ガンケル、浜地、湯浅、岩崎という投手陣はそれでもよしとしてくれた。

球宴は楽しく観るよ!

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あとひとつ!

〈7/23 阪神 3-1 DeNA(甲子園)〉

勝:伊藤将
S:岩崎
敗:今永

ロドリゲスが初スタメン。
大山がまたレフトを守ることになったりとポジションの悩みはあれど、ロドリゲスが結果を出してくれた以上何も言うまい。
ファーストの守備では4回、抜けていれば長打の一塁線に飛び付きアウトを奪った。それが先頭打者だったことも大きいが、「ロドリゲス守れるんや!」の喜びの方が大きかった(笑)

そして、一死1,3塁で回ってきた8回裏のチャンスの場面でもタイムリーヒット。
これで3-1。このあと投げるであろう岩崎の負担を減らす貴重な貴重な追加点。

これだけ活躍してもまだ笑顔らしきものは見えなかったが、うなぎポーズだけは誰かに仕込まれたらしく披露していた。(無表情)
ロドリゲスにしたらなんのこっちゃと全然わからんやろな。
うなぎって食べるのかな。
ていうかウナギイヌと島田海吏とうなぎポーズの繋がりって、説明無理やんw

先発は伊藤将司。
甲子園では昨年から続く9連勝。甲子園はピッチャー有利と言うけれど、だからって勝てるならみんな勝ってるわけで。
この日サンテレビの解説だった井川慶さん以来の連勝記録なのだと知り、甲子園で躍動する左腕のご縁に胸アツ。

今日のピッチングは、本調子ではなかったという。
けれど終わってみれば7回1失点。
これで本調子でないというなら、本調子だったら一体どうなるのかって、ああもう最高じゃないか。

味方の好守もあったのだよね。
(さらっとこんなこと書ける日が来るなんて!)

5回表無死1,2塁からのセンター前ヒットで無死満塁になってたはずの打球を、近本走って飛んでスレスレのところで捕って2塁へ送球!飛び出していた二走宮崎戻れず、ダブルプレー!!
このプレーはこの日の勝利に間違いなく直結したビッグプレーだった。

タイムリーも打った近本は、お立ち台では照れ笑いを浮かべながら「ちょっと前、ちょっとやらかしちゃったんで、なんとしても捕りたい、なんとしても捕らないといけないという気持ちで必死にとりました。すみませんでした!」とまさかの反省の弁(笑)
近本のこんな笑顔が見られるならちょっとやらかしてくれてもええかな…ってあかんぞ。

そして!8回の男、湯浅京己にホレボレ。
KKKの文字がバックスクリーンに踊る。

さぁ前半戦ラスト。
最大16もあった借金はようやく1にまで減らした。
これ、あの頃のタイガースファンに伝えたら何人が信じてくれただろう。少なくとも私は絶対に信じないね(笑)
でもここまできたなら前半戦ラストでチャラにして笑って終わりたい。

さぁいけ!タイガース!

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エース勝って節目の5500勝目!

〈7/22 阪神 6-3 DeNA(甲子園)〉

勝:青柳
敗:坂本

途中加入のロドリゲスが今日一軍に。
7回裏一死1,3塁、代打で登場すると、一走梅野が盗塁。2,3塁となって前進守備のライト頭上を越す2点タイムリー2ベースヒットを放った。
打った塁上のロドリゲスに笑顔はなかったが、そのことがこの打席の重さを感じさせた。
二度目の来日、シーズン途中の加入は誰だって簡単なことではない。
梅野の盗塁は、ロドリゲスを大いに助け、チームとしてロドリゲスを歓迎することをロドリゲスに示した、とても意味あるものだった。
ホームを踏んだ梅野が、塁上のロドリゲスに笑顔でガッツポーズをする。ベンチのみんなは「ボール!ボール!」とタイガース初ヒットのボール回収に精を出す。
この日、ずっとロドリゲスにくっついて話し相手になってくれたロハスもね、ほんとみんないいやつ。
お立ち台に上がってもカチコチなロドリゲスだったが、そのうちすぐにアイツらがやわらかくしてくれるだろう(笑)

先発青柳さんは、序盤から球数投げさせられ苦しいピッチングだったが、4回のソロ1本のみでピンチをしのいだ。
青柳さんをかっこいいと思うのは、ガンガン投げて0点で抑えこんじゃうってときももちろんだが、見るからにしんどそうで苦しくて、でもなんとか粘って耐えてるときに特に思う。
今日本当にかっこよかった。
ロドリゲスも言ったように「蒸し暑い」夏の夜。この湿度が容赦なくマウンドの青柳さんの体力と気力をはぎ取ろうとする。
でも負けない。
投手の勝ち星は打線に左右されると言うけれど、単なる運だけで出遅れて11勝もできるだろうか?
青柳さん、本当にかっこいい。(めっちゃ言ってまう)

“早上がり”の青柳さんに代わって7回のマウンドに上がったのは、広島で西の勝ちを消してしまい涙をこらえていた浜地だ。
あの広島での浜地の表情を、サンテレビは出来るだけ逃さず視聴者へ届けた。いつもこういう場面では、現場の皆さんには葛藤があるという。
だから今日、浜地がリベンジ登板したのを祈るように撮っていたはず。やり返してほしいと。
浜地が3人目から空振三振を奪ってグラブを叩くのを、サンテレビの中継で見られてよかった。
中継車の中ではそれこそ手を叩いて喜んだりしたのかなぁなんて想像してる。
浜地いい笑顔だった。
使ってくれた矢野監督にも感謝。

さてそんないい一日にしてくれたのは、大山とサトテル!
「アベック」なんて野球以外ではもう聞かれなくなったけど、これこそ完璧なザ・アベックアーチだった!
この二人が打てばこうなるっていう、タイガースのシナリオには昨年から書いてあることなのだけど、右と左のホームランバッターが揃って甲子園でアーチを描くのって、ああもう!こういうときにビールなんやろなー!!くぅー!(飲めない)

で、最後は、ファースト板山の横っ飛びファインプレーで幕をとじたのだが、これ9回の守備だけ入った選手のプレーとは思えないぐらいのビッグプレーだったのですけど!勝ってわちゃわちゃして振り返りがあまりできていないようなので書いておきます。

ナイスゲーム!

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悲しき逆転負け

〈7/20 広島 5-3 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:薮田
S:栗林
敗:浜地

2点リードの7回表、西の打席が気になった。
というかいつからかな、1球目に打席外すようになったの。
ピッチングに専念するためってことにしては、リードは多くないし不思議なのですよね。

とはいえ本業のピッチングはよかったし、球数もまだまだ余裕あったから完投するんだと思っていたら、その裏、先頭バッターにヒット1本打たれたところでベンチは継投に。

外野のエラーは失点に繋がる。
ライト佐藤輝明と、センター近本の連続エラーは、いただけない。

打たれた浜地が、西の勝利を消してしまったのは自分だと全責任を負うような顔をする。
これが見てられなかった。
もちろん、浜地にはここで耐えられるようになってほしいがまだ経験は浅い。
彼を独りにしてしまったようで悲しかった。

昨日みたいに何やってもうまくいく日があるかと思えば、今日みたいに何やってもうまくいかない日がある。
でもなんでかって理由はちゃんとある。

次は、西のために、浜地のために、そんな気迫が感じられるゲームが見たい。

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マツダ今季初勝利!

〈7/19 広島 0-3 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:ウィルカーソン
S:岩崎
敗:床田

おーい誰かー!矢野監督に「うなぎポーズ」レクチャーしたげてー!
一人だけなんか違うのやってはるー!(笑)

ちなみに熊谷がやると、これもまた別モノになる。
カッコイイねん…カッコイイうなぎポーズって存在したんや…(ゴクリ

さて!勝った!マツダで勝った!今季はじめて勝った!
今季…はじめて…か…

18日の試合が試合開始時刻直前、雨天のため中止に。
出場機会が減っていた糸井は後半戦へ向けて本人と話し合いのもと抹消したとのこと。
「話し合い」を出来たかどうか、本人が納得しているかは疑問なのだけど、糸井にちゃんと説明したことは間違いなさそうだ。
糸井、こういうとき結構控えめな人だからちょっと心配になるのよな。
あんなごついのにな。
監督はオールスター明けに復帰させる見込みだということなので、それまではいい時間にしてほしい。パワーアップした糸井が見られることを楽しみにしよう。

そして、「濃厚接触者」だった大山が復帰。
復帰戦の今日、ヒットが出て安心。

で、今日は左の床田に対して、中野・近本・佐藤輝を除いてズラリと右を並べた打線。
セカンドは熊谷、サードは北條、レフトに陽川。
すごい!抜擢した選手が、絵に描いたように活躍している!
しかも、2回、3回の足を絡めた攻撃は、多分「オレたちの野球」というやつだ。
苦手床田に対して、序盤の立ち上がりを攻めた手が決まった形だが、それも出塁あっての話だ。

ウィルカーソンは長い髪とグレーのユニフォームを汗でビシャビシャにしながら、粘り強く投げていた。
6回途中、球数は76球で交代したが、見てるだけで大変そうだったから無理せんとこ。
なにより、テンポよく投げてくれて試合終わるのめっちゃ早くて感謝感謝。
みんな暑いもんw

で、登板したのは渡邉雄大。
左打者に対する左のワンポイントリリーフっていうのがめちゃめちゃ好きだ。
だからイニング途中でのウィルカーソンの交代にも文句ないのかもしれん(笑)
しかも渡邉、今日はたった1球で仕事完了。
いやもう、最っ高。

そして梅野!
先制のタイムリーで床田の出鼻をくじくと、守りの面でも床田のバントを素早く拾うと矢のような送球、ダブルプレーを完成させた。このプレーは大きかった!
チーム完封勝利に梅野あり!
明日も頼んだ!

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陽川ハッピーバースデー!

〈7/17 阪神 3-1 中日(甲子園)〉

勝:ガンケル
S:岩崎
敗:柳

初回にサード佐藤輝明のエラーがあったが、レフトのロハスがギリギリカバーして、この回は1失点でガンケルが耐えた。

その裏、無死満塁というピンチ、いやチャンスか、を作ると、4番佐藤輝明はライトへの逆転タイムリーヒットを放ち自身のエラーも帳消しに。
この日の昼間、珍しく佐藤輝明が早出の特打をしに出てきたという情報を見かけていたから、早速結果が出たのは本当によかった。
同じころ、大山もファームに姿を見せたということなので、これも佐藤には好転材料。

そしてそして、すごいものを見た。
一死1,3塁で一走佐藤がスタートを切ると、キャッチャー木下は2塁へ送球。その間、三走近本がホームへ突入。
ダブルスチール!?なんそれ!!(笑)
なかなか見ないプレーにも興奮だが、木下は投げるとき近本を一旦目で制しているから、近本は木下が投げてからスタートを切っている。
ショート土田のホーム送球が逸れていなくてもタイミングはセーフだったように見える。
リードの大きさとスタートの瞬発力、確信を得ていたかのような迷いない走塁、それも昨日も今日もと、近本は次元の違う選手になっちゃったなと感じてる。寂しい(笑)

ガンケルは8回のマウンドにも上がった。
球数がまだ70球台だったし、なんと初回の大島以外にヒットを許していない。
このまま完投でもいいなって気楽に思っていたところ、そう思ったときほどピンチなんだってば(反省)
フォアボールとヒットで無死1,2塁。
ほらね(猛省)

念のため点差を確認した。3-1の2点リード。
バントで送られて、犠牲フライで1点差―
これならまだいいがその先があるという怖さ。
さぁ、バントが決まっ………陽川が3塁は見て諦めるかと思いきや投げた!アウト!!
陽川は7回からファーストの守備に就いていた。
昨日の消極的レフトの守備からは一転、かなり思い切ったプレーだった!陽川!それなのだ!ちょっと!たまらんな!
やり返すチャンスしっかりくれた矢野監督にもここは感謝やで(ファースト守れるんおらんかったとしてもや)

そしてガンケル!
このあと一死満塁というピンチになるが、代打平田に対し、ホームベースの端っこをかすめるアウトコースいっぱいの梅野の構えたところへズバン!!見逃し三振!!
これで2アウト。
続く大島、うまくすくったが力ないセカンドゴロ。
3アウト!ガンケルの勝ち!!

9回表、岩崎がセーブシチュエーションで上がったが、先頭をヒットで出してしまう。
ただ、ここもファースト陽川難しいバウンド拾うナイスプレーで1-4-3のダブルプレー完成。
走者を消した状態でビシエドを打ち取りゲームセット。

勝てたのは、ガンケルのピッチングであり、梅野のリードであり、近本の攻撃型走塁であり、サトテルの逆転打であり、中野絶好調の猛打賞であり、岩崎の冷静さであり、他にもいろいろあると思うのだけど、
陽川ぁぁー!よかったぞ!
今日誕生日だったか!
30歳と31歳とではガラッと変わったね。
いい一日だった。

ナイスゲーム!

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次に繋がる延長戦

〈7/16 阪神 1-3 中日(甲子園)〉

勝:藤嶋
S:祖父江
敗:アルカンタラ

2回表、三塁線を抜かれてしまうサード糸原のポジショニングのまずさと、クッション処理を誤った陽川の守備が連なり1点を失った。
野球の神様って、やること出来てないと容赦ないよね。
どちらも防ぎようがあったと思うだけに、このあと何とか取り返してくれれば、と祈るような気持ちで見てた。

2回裏、先頭糸原はレフトへのヒットで出塁。中日サイドにもミスが出て早速チャンスが巡ってきた。
無死1,3塁、打席には陽川。
陽川はライトへフライをあげ、三走糸原がタッチアップ。
ところが糸原は途中で急ブレーキをかけて3塁へ進路を戻したが戻り切れずアウト。ダブルプレーとなった。
うわぁ……
ここまでくるとこの二人に遠からぬご縁すら感じてきた。
頑張れー!練習しろよー!めっちゃしろよー!

先発は才木。
甲子園で投げることはやはり違うのか、スタンドに高校時代の恩師が来られていたからか、復帰登板となったナゴヤのときとは全く違い、初回3人に投げ終えても笑顔は見せず表情を引き締めていた。

与えた点はくだんの1点のみ。自責ゼロで6回を投げ、それも大野雄大に負けず劣らずの投球内容だったことは自信にしてほしい。

で、この試合これで終わってたってなんの不思議もなかったのだけど、9回裏の近本が土壇場で才木の負けを消してくれた!
防御率0点台のR.マルティネスからこの日3本目のヒットで出塁すると、盗塁を成功させ、進塁打で3塁まで行くと、糸原の(また糸原出てくる!)ショートゴロでは、果敢にホームを狙い、足から滑り込んだ。
スタートを切るタイミングも、タッチをかいくぐる技術も、全てが完璧だった。
なにより、消極的だったチームメートにそのプレーを見せてくれたのは今日の勝敗関係なく、とても意味あることだった。

サトテルは力んでる?
いつもマイペースなサトテルも、大山さんの離脱で思ったより遥かに重圧を感じているのかもしれない。
でもこればっかりは佐藤輝明自身が乗り越えなければならない壁。

打たれたアルカンタラは責められん。
明日、また投げてほしい。

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北條逆転HR!青柳さんは12球団最速10勝!

〈7/15 阪神 2-1 中日(甲子園)〉

勝:青柳
S:岩崎
敗:上田

今年5月に育成から支配下登録された19歳、中日・上田。
対するこちらはエース青柳さん。

有利かなっと思えた対戦ほど、怪しいものはない。
………ほらね…あぶなかった…3安打て。

青柳さんは、初回、内野ゴロの間に1点を失うが、さらに言うと3回まで毎回ランナーを背負っていたが、要所で耐えた。本当に立派な選手だ。
味方の援護?夢でしょwwwww とか書き込んでませんように。

さて、大山がコロナの濃厚接触者で離脱、マルテも脚をまたやってしまい離脱、昨日から濃厚接触者で抹消されていた坂本がコロナ陽性判定、ケラーも陽性とのことで離脱。
それはそれでもう、ベンチ組や二軍から上がってきた選手にはチャンスだと割り切る。

そんな中での
北條ーーー!!!
腕をたたんでクルリと回転すると打球はレフトポール際へ。
この日7番ファーストでスタメンに入った北條が、逆転の2ランを放った。
歓喜のベンチの中で、サンテレビカメラは笑顔の近本を捉えた。
なぜかっていう答えはお立ち台にある。

「近本にまた『7番はチャンスで回ってくるからその1本でいい』と言われたんで」。

北條、こないだのお立ち台でも「(6番は)ツーアウト満塁とか、プレッシャーがかかる場面で回ってくるぞ」と近本にいじられていたことをネタにしていたが、今日も言われてたのだね(笑)

北條がそういうプレッシャーのかかる場面を決して楽しんではいないのを知っててやってるはずだから、近本、なかなかいいセンスしてる(笑)

でもね、本当、今日勝つには多分この方法しかなかった。
現実問題としてこのホームラン含み3安打なのだから。

そして北條がヒーローになるのに適任だとも思った。
北條が打つと嬉しいのだ。

青柳さん!両リーグ最速の10勝おめでとう!
コロナで出遅れたなんてもう忘れそうだ。

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真夏のサンテレビカード初戦は伊藤将司の完封勝利!

〈7/14 阪神 3-0 巨人(甲子園)〉

勝:伊藤将
敗:シューメーカー

週間天気予報では雨となっていたので、直前の情報もよく見ないままに試合はない、休みだ。ってスイッチ切れていたのだけど、昼間におっ!サンから、現場はめちゃやる気、と雨に対する根拠はあまりないけどMさんの鼻息だけが伝わってくるような情報をもらってしまい……俄然私もやる気!!(もらいやすい)

\サンテレビ/
14日から31日まで公式戦13試合、全部中継するってよ!

開局以来初めてとなる13連戦の中継なのだそうだ。
連戦でなくてももともと夏のサンテレビというと過酷なまでに中継多いのを知っていましたが開局以来のことだと聞いて、ゾワッとしましたね。(表現)

しかしこれはなかなか便利なんじゃないかって思った。
帰ってテレビをつけるときに、番組表から探さなくてもいいのだ。
「3」一択なのだ。

そして、なによりサンテレビは心得ている。
このゲームが安全にできるのも阪神園芸さんのおかげだということも。
6回表に入る前の映像が銀傘カメラからの、「シートを取り外してから白線が引かれるまで」を早回しした映像なのだけど、美しい規則性で整備されていく模様が浮き彫りになって、めちゃ綺麗で芸術品そのものだった。
さっきYouTubeでアップしてくれたからどなたさまも見て!

おっと、サンテレビのことだけでこんなに使ってしまった。
さぁ行こう!

初回、近本のタイムリーで先制するも1点止まり。
まずいなって思ったし、現に、4回のロハスの見逃し三振と一走山本の盗塁失敗でダブルプレーというのが、かなりまずい。
嫌な空気が充満しかけたところ、その空気を切り裂いていったのが、次の梅野のホームラン!
ただの1点じゃない。
ロハスを救い、流れを相手にやらなかったヒーローのホームランだ。

伊藤将司を完封勝利へと導き、ホームランで援護した梅野最高!

そう、伊藤将司も安定感ある投球内容。
ちょっと7回には疲れも見えたが、好守備にも助けられ、9回を一人で投げ切った。
この好守備の佐藤輝明、捕るところまでは抜群だったが送球は逸れていて、身体をめいっぱい伸ばして捕ってくれた山本も同じぐらい好守備だったのではないかと思う。

そして仕上げは8回のロハスだ。
今日も悔やまれる打席があった。
チームのために力になりたいといつも一生懸命なロハスなだけに、打てないのが見ているだけの私ですら悔しかったのだ。
こないだ一緒に観戦してもらった代走みつくにさんが隣でずっとロハスのいいとこを熱弁するものだからほれ(もらいやすい)。
そんなロハスが、やっと!打った!貴重な貴重なホームラン!
リプレーの映像を見ると、結構難しいの打ってんのな。
あれが打ててなぜいつも打たないのだ(笑)

お立ち台の上では順番待ちでソワソワするロハスが可愛い。
常連になってくれていいんやで!

でね、今日で巨人も借金持ちの仲間入りなんだってね。ぷぷぷ。

[帰っていった 今日のマルテ]

思ってた以上に悪かった。
昨日の一打席目のときすでにまた脚をやってしまっていたという。
再抹消となった。
走れない、守備でも動けない、では最初から使うべきではないと思うが、無理しても出ようとしてたマルテの気持ちを思うと辛い。
たっぷり治療の時間を確保できるように、長いシーズンにしような。
なんちゃらシリーズ、きっとやろうな。

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